オフィシャルブログ

カテゴリー別アーカイブ: コイデンが考える電気工事

テナント入居・店舗開業時に必要になる電気工事とは?工事内容と進め方を解説

こんにちは。練馬区桜台の電気工事会社「株式会社koi-den」です。

新しくテナントを借りて店舗を開業する場合、内装工事と並行してさまざまな電気工事が必要になります。

照明やコンセントだけでなく、エアコン、厨房機器、看板、給湯設備など、店舗で使用する設備に合わせて電源を準備しなければなりません。

また、店舗工事では電気工事だけでなく、内装、空調、給排水など複数の業者が同時に関わります。

そのため、工事内容だけではなく「どのタイミングで何を決めるか」も重要です。

今回は、テナント入居から店舗開業までに必要になる電気工事と、一般的な進め方について解説します。

テナント入居・店舗開業時電気工事

 

1. テナントの既存電気設備を確認する

まず行うのが、既存設備の確認です。

同じ広さのテナントでも、物件によって電気設備の状況は大きく異なります。

確認する主なポイントは、

・分電盤
・電気容量
・コンセント
・照明
・100V、200V電源
・既存配線
・エアコン設備

などです。

前の店舗が使用していた設備が残っていても、新しい店舗でそのまま使えるとは限りません。

業種や設備内容が変われば、必要な電源も変わります。

2. 店舗レイアウトと使用設備を決める

次に重要なのが店舗レイアウトです。

例えば、

・厨房をどこに配置するか
・レジをどこに設置するか
・客席やセット面をどこに設けるか
・冷蔵庫や設備機器をどこに置くか

によって、必要なコンセントや配線位置が決まります。

店舗レイアウトが決まらないまま電気工事を進めると、後から配線変更が発生する可能性があります。

また、使用する機器の仕様も早めに確認しておきましょう。

同じ設備でも、機種によって100Vと200Vが異なる場合があります。

3. 電気容量と必要な回路を確認する

設備とレイアウトが決まったら、必要な電気容量と回路を検討します。

例えば、

・エアコン
・厨房設備
・給湯設備
・大型機器

などでは、専用回路が必要になる場合があります。

既存の分電盤に空きがなければ、分電盤の改修や交換が必要になるケースもあります。

また、建物側の設備条件によっては、希望する電気容量に変更できない場合もあります。

そのため、この確認はできるだけ工事初期に行うことが重要です。

4. 内装工事前に配線工事を行う

店舗工事では、壁や天井の内部に配線を通すことがあります。

そのため、多くの場合は内装を仕上げる前に電気配線を行います。

例えば、

・コンセント配線
・照明配線
・スイッチ配線
・専用回路
・エアコン電源
・看板電源

などです。

この段階で配線を入れておけば、完成後に配線が露出する箇所を減らすことができます。

反対に、壁や天井を完成させた後に変更が発生すると、一度仕上げた部分を開口する必要が出る場合があります。

5. 照明・コンセント・設備を取り付ける

内装工事が進んだら、照明器具やコンセント、スイッチなどを取り付けます。

店舗では照明も重要な設備です。

明るさだけでなく、

・商品を見やすくする
・料理をきれいに見せる
・店内の雰囲気をつくる
・スタッフの作業性を確保する

といった役割があります。

また、コンセントも単純に数を増やすだけではなく、実際の動線や設備配置に合わせて設置する必要があります。

6. 設備工事との接続・確認を行う

店舗では電気工事以外の設備業者も工事を行います。

例えば、

・厨房機器
・エアコン
・給湯設備
・換気設備
・看板

などです。

設備によっては、機器を設置した後に電源接続や動作確認を行います。

そのため、各業者が工事する順番を調整する必要があります。

「機器は設置されたが電源が準備されていない」

「電源はあるが設備仕様が変更されている」

といった行き違いを防ぐためにも、設備情報の共有が重要です。

7. 開業前に最終確認を行う

工事が完了したら、開業前に電気設備を確認します。

例えば、

・照明が正常に点灯するか
・スイッチ位置に問題がないか
・コンセントが使用できるか
・設備機器が正常に動作するか
・ブレーカーに問題がないか

などです。

実際の営業を想定して、複数の機器を使用した状態を確認しておくことも大切です。

店舗工事では業者間の工程調整が重要

店舗開業では、電気工事だけで工事が完結するわけではありません。

一般的には、

・内装工事
・電気工事
・空調工事
・給排水工事
・厨房設備工事
・看板工事

などが関わります。

例えば、壁を造る前に電気配線が必要だったり、厨房機器を設置する前に電源を準備しておく必要があったりします。

一つの工事が遅れることで、後工程に影響することもあります。

そのため、店舗工事では施工内容だけでなく、工事全体の流れを考えながら進めることが重要です。

設備の仕様変更は早めに共有する

店舗開業では、工事途中で設備が変更になることもあります。

例えば、

「冷蔵庫の機種を変更した」

「エアコンを大型の機種に変更した」

「厨房機器を追加した」

といったケースです。

設備が変われば、必要な電源や回路も変わる可能性があります。

変更が決まった場合は、できるだけ早く電気工事会社へ共有することが大切です。

テナント開業の電気工事は早い段階から計画を

テナント入居から店舗開業までの電気工事は、一般的に、

  1. 既存電気設備の確認
  2. 店舗レイアウト・設備の決定
  3. 電気容量・回路の確認
  4. 内装工事前の配線
  5. 照明・コンセント等の取り付け
  6. 設備接続
  7. 開業前の確認

という流れで進みます。

特に重要なのは、内装工事が進む前に電気設備の計画を固めておくことです。

早い段階で確認しておくことで、追加工事や工程の手戻りを減らしやすくなります。

KOI-DENでは、店舗・テナントの新規開業や改装に伴う電気工事のご相談を承っています。

既存設備や店舗レイアウト、導入予定の機器などを確認しながら、店舗工事に必要な電気設備をご提案いたします。

練馬区周辺でテナント入居や店舗開業に伴う電気工事をご検討の際は、お気軽にご相談ください。

店舗改装で電気容量が足りない?開業前に確認したい電気設備と容量計算

こんにちは。練馬区桜台の電気工事会社「株式会社koi-den」です。

店舗の新規開業や改装では、内装や設備の選定と同時に確認しておきたいのが「電気容量」です。

飲食店や美容室、物販店などでは、家庭よりも多くの電気機器を同時に使用するケースがあります。

そのため、既存テナントの電気設備をそのまま利用しようとすると、

「設備を入れたらブレーカーが落ちる」

「200Vの機器を設置できない」

「厨房機器を追加したら容量が足りない」

といった問題が発生することがあります。

今回は、店舗開業・改装前に確認しておきたい電気容量と電気設備について解説します。

店舗改装と電気容量

 

店舗の電気容量とは?

電気容量とは、店舗でどの程度の電気を使用できるかを示すものです。

店舗では、

・照明
・エアコン
・冷蔵庫、冷凍庫
・厨房機器
・給湯設備
・パソコン
・美容機器

など、さまざまな設備を使用します。

重要なのは、設備単体の消費電力だけではなく、営業中にどの設備を同時に使用するかです。

設備の合計に対して電気容量が不足すると、ブレーカーが落ちたり、希望する設備を設置できなかったりする場合があります。

まず確認したいのは既存の分電盤

テナントを契約したら、まず既存の分電盤を確認します。

分電盤を見ることで、

・主幹ブレーカーの容量
・回路数
・空き回路の有無
・100V、200V回路の状況
・既存設備の回路構成

などを確認できます。

ただし、分電盤だけを見ればすべて判断できるわけではありません。

建物側の幹線や電気設備の条件によっては、分電盤を変更しても希望する容量まで増やせない場合があります。

そのため、設備の追加を予定している場合は、建物側の条件まで含めて確認する必要があります。

使用予定の設備を一覧にする

電気容量を確認する際は、店舗で使用する機器を整理しておくとスムーズです。

例えば飲食店であれば、

・業務用冷蔵庫
・冷凍庫
・製氷機
・食器洗浄機
・電子レンジ
・IH調理器
・換気設備
・エアコン

などがあります。

美容室であれば、

・ドライヤー
・ヘアアイロン
・デジタルパーマ機器
・給湯設備
・洗濯機
・エアコン

などです。

設備の仕様書や銘板には、消費電力や必要な電圧が記載されています。

工事前にこれらの情報を揃えておくことで、必要な回路や電気容量を検討しやすくなります。

電気容量は単純な足し算だけでは決められない

設備の消費電力を合計すれば、おおよその規模を把握することはできます。

しかし、実際の電気設備計画では、

・設備を同時に使用する時間帯
・100Vと200Vの違い
・単相、三相の違い
・設備ごとの専用回路
・既存設備との負荷バランス

なども考慮します。

そのため、単純に「機器のワット数を全部足せばよい」というものではありません。

特に厨房機器や業務用空調など、消費電力の大きな設備を導入する場合は、設備仕様が決まった段階で電気工事会社へ確認することをおすすめします。

専用回路が必要になる設備もある

店舗では、設備ごとに専用回路を設けるケースがあります。

例えば、

・業務用エアコン
・IH機器
・大型厨房機器
・食器洗浄機
・電気給湯器

などです。

既存テナントにコンセントがあるからといって、そのまま新しい設備を接続できるとは限りません。

必要な電圧や消費電力、回路容量を確認したうえで、必要に応じて専用回路を新設します。

200V設備を導入する場合の注意点

店舗設備では200Vを使用する機器も多くあります。

業務用エアコンやIH機器、厨房設備などが代表的です。

テナント内に200V電源があっても、

「希望する場所まで回路が来ているか」

「既存回路をその設備に利用できるか」

は別の問題です。

設備の設置位置に合わせて、新たに配線や専用回路が必要になることがあります。

設備を購入した後に電源条件が合わないことが分かると、工事費やスケジュールに影響するため、事前確認が重要です。

容量不足の場合に考えられる工事

既存設備では容量が不足する場合、状況に応じて、

・専用回路の増設
・分電盤の改修、交換
・幹線工事
・電源方式の変更
・電力会社への申請

などが必要になることがあります。

ただし、建物の設備状況によって対応できる範囲は異なります。

テナント単独では変更できない部分もあるため、管理会社や建物所有者への確認が必要になるケースもあります。

テナント契約前に確認できると理想的

店舗開業では、物件を契約した後に電気容量の問題が分かるケースがあります。

特に、

・飲食店
・美容室
・クリニック
・大型設備を使用する店舗

では、物件選びの段階で電気設備を確認しておくことが重要です。

希望する設備が使えない場合、大規模な改修が必要になったり、最悪の場合は設備計画そのものを変更しなければならないこともあります。

可能であれば、テナント契約前または内装設計の初期段階で、必要な電気容量を確認しておきましょう。

電気容量は開業後の営業にも関わる重要な設備

店舗では、営業が始まってから電気設備の問題が発生すると、営業そのものに影響する可能性があります。

そのため、

  1. 使用する設備を整理する
  2. 既存の分電盤・回路を確認する
  3. 必要な100V・200V電源を確認する
  4. 同時使用する設備を想定する
  5. 必要に応じて容量変更や回路増設を検討する

という流れで確認しておくことが重要です。

KOI-DENでは、店舗・テナントの新規開業や改装に伴う電気工事のご相談を承っています。

既存の分電盤や電気容量、使用予定の設備を確認しながら、専用回路、200V電源、分電盤改修など必要な電気工事をご提案します。

練馬区周辺で店舗改装やテナント開業に伴う電気設備をご検討の際は、お気軽にご相談ください。

練馬区で店舗・リフォームの電気工事会社を選ぶときのポイント

こんにちは。練馬区桜台の電気工事会社「株式会社koi-den」です。

店舗の新規開業やテナント改装、マンション・住宅リフォームでは、さまざまな業者が工事に関わります。

内装工事、空調工事、給排水工事、設備工事などと並び、重要になるのが電気工事です。

電気工事会社によって、対応できる工事内容や得意分野、現場での進め方は異なります。

特に店舗工事やリフォームでは、単に照明やコンセントを取り付けるだけではなく、他業種との工程調整や既存設備の確認、電気容量の検討なども必要になります。

今回は、練馬区周辺で店舗・リフォームの電気工事会社を選ぶ際に確認しておきたいポイントを紹介します。

電気工事会社を選ぶときのポイント

1. 店舗・リフォーム工事の経験があるか

まず確認したいのは、店舗工事やリフォーム工事の経験です。

一般住宅の電気工事と、店舗・テナント工事では求められる対応が異なる場合があります。

店舗では、

・業務用エアコン
・厨房設備
・大型照明
・看板設備
・専用回路
・200V設備

などを使用することがあります。

また、リフォーム工事では既存の配線や分電盤を確認しながら、新しい間取りや設備に合わせて工事を進める必要があります。

新築とは違い、既存設備の状態を確認しながら対応する場面も多くなります。

そのため、店舗・テナント・リフォーム工事を継続的に行っている電気工事会社かどうかは、一つの判断材料になります。

2. 電気容量や設備全体を確認してくれるか

電気工事では、単に「コンセントを増やす」「照明を付ける」という作業だけを考えると、後から問題が出ることがあります。

例えば店舗の場合、新しい設備を追加したことで電気容量が不足することがあります。

飲食店であれば、

・冷蔵庫
・冷凍庫
・製氷機
・食洗機
・IH機器
・業務用エアコン

など、多くの設備を使用します。

美容室でも、ドライヤーや給湯設備、空調設備などを同時に使用します。

そのため、工事内容だけではなく、

・既存の分電盤
・契約容量
・使用予定の設備
・必要な回路
・100V、200Vの確認

など、電気設備全体を確認してもらえる会社を選ぶことが重要です。

3. 内装工事との工程調整ができるか

店舗やリフォーム工事では、電気工事だけが単独で進むことは少なくありません。

実際には、

・内装工事
・空調工事
・給排水工事
・厨房設備工事
・建具工事

など、多くの工事と並行して進みます。

電気配線は壁や天井の内部を通すことが多いため、内装を仕上げる前に工事する必要があります。

例えば、

「壁を閉じた後にコンセント追加が必要になった」

「天井工事が終わった後に照明配線を変更することになった」

といった場合、完成した部分を再び施工することになり、工程や費用に影響する可能性があります。

そのため、他業種の工事内容や施工順序を理解しながら対応できるかどうかも重要なポイントです。

4. 見積内容が分かりやすいか

店舗工事やリフォームでは、工事範囲が広くなることがあります。

そのため、見積書を確認する際は、金額だけではなく工事内容も確認することが大切です。

例えば、

・照明工事
・コンセント増設
・専用回路工事
・分電盤工事
・配線工事
・器具取り付け

など、どの作業が含まれているのかを確認しておくと、後から内容を比較しやすくなります。

また、現場の状況によって追加工事が発生する可能性がある場合は、その条件についても事前に確認しておくと安心です。

単純に一番安い会社を選ぶのではなく、

「何をどこまで施工する見積なのか」

を確認して比較することが重要です。

5. 工事前の確認を丁寧に行っているか

店舗・リフォーム工事では、工事前の現場確認が重要です。

例えば、

・既存の分電盤
・配線ルート
・設備の設置位置
・壁や天井の構造
・使用する機器の仕様
・内装工事の内容

などを確認します。

特にリフォームでは、建物ごとに既存設備の状態が異なります。

事前確認が十分でないと、工事開始後に追加対応が必要になることがあります。

工事内容や設備について確認しながら進めてくれる電気工事会社を選ぶことで、施工中の手戻りを減らしやすくなります。

6. 店舗開業後やリフォーム後の使い方まで考えているか

店舗や住宅では、工事が完成した後に実際の生活や営業が始まります。

そのため、見た目だけではなく使いやすさも重要です。

例えば店舗では、

・作業場所に必要なコンセントがあるか
・機器を同時使用しても問題がないか
・照明の配置が営業に適しているか
・将来的に設備を追加できるか

なども考えておく必要があります。

マンション・住宅リフォームでも、

・家具の配置
・家電の使用場所
・エアコンの増設予定
・将来的な設備変更

などを考慮して電気設備を計画することで、後から追加工事を行う可能性を減らすことができます。

電気工事会社は「価格」だけで選ばないことが重要

電気工事会社を選ぶ際、見積金額は重要な判断材料です。

ただし、店舗やリフォーム工事では、価格だけで判断すると施工内容の違いが分かりにくい場合があります。

確認したいのは、

  1. 店舗・リフォーム工事の経験
  2. 電気容量や設備全体の確認
  3. 内装工事との工程調整
  4. 見積内容の分かりやすさ
  5. 工事前の現場確認
  6. 完成後の使い方まで考えた提案

といった点です。

店舗やリフォームでは、複数の業者が同時に関わるため、電気工事会社にも現場全体を理解しながら対応する力が求められます。

練馬区で店舗・リフォームの電気工事をご検討の方へ

KOI-DENでは、練馬区周辺を中心に店舗・テナント工事、マンション・住宅リフォームに伴う電気工事のご相談を承っています。

照明、コンセント、専用回路、分電盤、電気容量など、既存設備と工事内容を確認しながら必要な施工をご提案します。

店舗開業やテナント改装、リフォーム工事に伴う電気工事をご検討の際は、お気軽にご相談ください。

マンション・住宅リフォームで確認したい電気設備5選

こんにちは。練馬区桜台の電気工事会社「株式会社koi-den」です。

マンションや住宅のリフォームでは、キッチンや浴室、床、壁紙などの内装に目が向きやすい一方で、見落とされやすいのが電気設備です。

築年数が経過した住宅では、現在の生活に対してコンセントの数や電気容量が不足していたり、分電盤や配線が古くなっていたりすることがあります。

リフォーム後に、

「コンセントを増やしておけばよかった」

「新しい家電を入れたらブレーカーが落ちる」

「エアコンを増設したいのに専用回路がない」

といった問題が出ることもあります。

特にマンションリフォームでは、壁や天井を仕上げた後に電気工事を追加すると、工事範囲が広がったり、余計な費用が発生したりすることがあります。

今回は、マンション・住宅リフォームの際に確認しておきたい代表的な電気設備を5つ紹介します。

 

リフォーム前に確認5選

1. 分電盤と電気容量

まず確認したいのが、住宅全体の電気を管理している分電盤です。

築年数が経過している住宅では、リフォームによって新しい設備を導入すると、これまでよりも多くの電力を使用することがあります。

例えば、

・IHクッキングヒーター
・食器洗い乾燥機
・浴室乾燥機
・大型エアコン
・電子レンジやオーブン
・温水洗浄便座

などです。

設備を増やしても、住宅側の電気容量や回路構成がそのままであれば、ブレーカーが落ちやすくなる可能性があります。

また、必要に応じて分電盤の交換や回路追加を検討する場合もあります。

リフォームで新しい設備を導入する際は、内装だけでなく、現在の分電盤や電気容量で対応できるか確認しておくことが重要です。

2. コンセントの数と位置

リフォーム後に不満が出やすいポイントの一つが、コンセントです。

家具や家電を配置してから、

「ここにもコンセントが欲しかった」

「家具の裏にコンセントが隠れてしまった」

ということに気付くケースもあります。

特に、

・キッチン
・リビング
・洗面所
・寝室
・ワークスペース

などは、使用する電気機器を事前に想定しておくことが大切です。

最近ではスマートフォンやタブレット、パソコン、ロボット掃除機など、以前より家庭内で使用する電気機器が増えています。

延長コードやタコ足配線に頼りすぎないためにも、リフォームの段階で必要なコンセント数と配置を検討しておきましょう。

3. エアコン用の専用回路

エアコンの新設や移設を予定している場合は、専用回路の有無も確認しておきたいポイントです。

エアコンの機種や能力によっては、専用回路や200V電源が必要になることがあります。

リフォームで部屋の用途を変更する場合、

「以前はエアコンがなかった部屋に新しく設置したい」

というケースもあります。

その場合、室内機や室外機の位置だけでなく、

・専用回路の有無
・コンセントの電圧
・配線ルート
・室外機の設置場所

なども確認する必要があります。

壁や天井を仕上げる前に配線計画をしておくことで、施工を進めやすくなります。

4. キッチン・水回りの電源

キッチンや洗面所、浴室周辺は、リフォームによって電気設備が大きく変わりやすい場所です。

例えばキッチンでは、

・冷蔵庫
・電子レンジ
・炊飯器
・食器洗い乾燥機
・IHクッキングヒーター
・電気ケトル

など、多くの機器を使用します。

設備によっては専用回路が必要になる場合もあり、キッチンレイアウトの変更に合わせてコンセントや配線の位置も変更する必要があります。

洗面所でも、ドライヤーや洗濯機、乾燥機など複数の電気機器を使用します。

水回りの設備更新では、内装や設備だけでなく、必要な電源まで含めて計画することが重要です。

5. スイッチ・照明・配線

リフォームでは照明器具を交換するだけでなく、スイッチ位置や照明配置そのものを見直すこともできます。

例えば、

・ダウンライトを増設する
・リビングを複数の照明に分ける
・廊下に人感センサー照明を設置する
・スイッチの位置を変更する

といった工事です。

間取りを変更する場合は、既存のスイッチ位置が使いにくくなることもあります。

また、壁や天井の内部には電気配線が通っているため、間仕切りの変更や天井工事を行う際には、既存配線との取り合いも確認する必要があります。

内装工事と電気工事を別々に考えるのではなく、リフォーム全体の工程に合わせて計画することが大切です。

マンションリフォームでは管理規約や建物条件の確認も重要

マンションの場合、戸建住宅と異なり、建物全体の設備や管理規約によって工事内容に制限があることがあります。

専有部分であっても、工事内容によっては管理組合への申請や確認が必要になる場合があります。

また、電気容量を変更したい場合でも、建物側の設備条件によって希望どおりに変更できるとは限りません。

そのためマンションリフォームでは、

「設備を決めてから電気工事を考える」のではなく、既存設備と建物条件を確認したうえで計画すること

が重要です。

電気工事は内装を仕上げる前に確認する

リフォーム工事では、壁や天井を解体している段階であれば、配線変更や回路追加を行いやすい場合があります。

一方、クロスや天井を仕上げた後に変更すると、完成した部分を再び開口しなければならないこともあります。

そのため、

・新しく設置する家電や設備
・家具の配置
・コンセント位置
・照明計画
・エアコンの台数

などは、できるだけリフォーム工事の初期段階で整理しておくことをおすすめします。

リフォームでは電気設備まで含めた計画を

マンション・住宅リフォームでは、内装をきれいにするだけでなく、これからの生活に合わせて電気設備を見直すことも重要です。

特に確認したいのは、

  1. 分電盤と電気容量
  2. コンセントの数と位置
  3. エアコン用専用回路
  4. キッチン・水回りの電源
  5. スイッチ・照明・配線

の5つです。

リフォーム後に電気設備を追加・変更するよりも、工事中にまとめて検討した方が施工しやすいケースもあります。

KOI-DENでは、マンション・住宅リフォームに伴う電気工事のご相談を承っています。

既存の電気設備やリフォーム内容を確認しながら、分電盤、回路、コンセント、照明など必要な電気工事をご提案いたします。

練馬区周辺でマンション・住宅リフォームに伴う電気工事をご検討の際は、お気軽にご相談ください。

店舗を開業するときに必要な電気工事とは?飲食店・美容室・事務所の例で解説

こんにちは。練馬区桜台の電気工事会社「株式会社koi-den」です。

店舗を新しく開業したり、既存のテナントを改装したりする際、内装や設備と並んで重要になるのが電気工事です。

照明やコンセントを設置するだけでなく、店舗で使用する機器に合わせた電源の確保、分電盤や電気容量の確認、専用回路の増設などが必要になることがあります。

特に飲食店や美容室など、消費電力の大きな設備を使用する店舗では、計画段階で電気設備を確認しておかないと、工事途中で追加工事が発生したり、開業スケジュールに影響したりするケースもあります。

今回は、店舗開業時に必要になる主な電気工事について、飲食店・美容室・事務所を例に解説します。

 

店舗開業と電気工事

店舗開業時に必要になる主な電気工事

店舗の種類や規模によって工事内容は異なりますが、主に次のような電気工事があります。

照明工事

店舗では、単に室内を明るくするだけではなく、商品や内装をきれいに見せるための照明計画も重要です。

ダウンライト、スポットライト、ペンダントライト、間接照明などを組み合わせる場合も多く、内装工事と並行して配線や器具の取り付けを進めます。

店舗入口や看板、バックヤードなど、営業スペース以外の照明も忘れずに計画する必要があります。

コンセント・専用回路の増設

店舗では一般住宅よりも多くの電気機器を使用することがあります。

使用する機器に対してコンセントの数が足りなければ、延長コードやタコ足配線が増え、安全面や使い勝手の面でも問題が出やすくなります。

また、エアコン、厨房機器、給湯設備など、消費電力の大きな設備では専用回路が必要になる場合があります。

店舗レイアウトが決まった段階で、

・どこに何の設備を置くのか
・必要な電源は100Vか200Vか
・それぞれの設備がどの程度電力を使用するのか

を確認しておくことが重要です。

分電盤・電気容量の確認

店舗開業時に特に確認しておきたいのが、テナントに供給されている電気容量です。

既存の電気設備をそのまま使用できる場合もありますが、新しい設備を追加することで容量が不足するケースもあります。

例えば、

・業務用エアコンを追加する
・厨房機器を増やす
・IH機器を導入する
・美容機器を使用する

といった場合です。

設備選定後に容量不足が分かると、分電盤の改修や幹線工事などが追加で必要になる可能性があります。

そのため、内装工事が本格的に始まる前に電気設備を確認しておくことが大切です。

飲食店で必要になりやすい電気工事

飲食店では、厨房設備による電力消費が大きくなる傾向があります。

例えば、

・冷蔵庫、冷凍庫
・製氷機
・食洗機
・電子レンジ
・IH調理器
・換気設備
・業務用エアコン

など、多数の機器を同時に使用します。

厨房機器によって必要な電源や容量が異なるため、設備の仕様を確認したうえで回路を設計する必要があります。

また、厨房設備の配置変更によってコンセント位置や配線ルートを変更することもあります。

飲食店の電気工事では、厨房業者や内装業者との打ち合わせも重要になります。

美容室で必要になりやすい電気工事

美容室でも多くの電気設備を使用します。

代表的なものとして、

・ドライヤー
・ヘアアイロン
・デジタルパーマ機器
・給湯設備
・エアコン
・照明設備

などがあります。

特にドライヤーなどを複数同時に使用する場合、回路構成によってはブレーカーが落ちる原因になります。

セット面ごとに必要なコンセント位置を検討し、使用する設備に合わせて回路を設計することが重要です。

また、美容室では照明の見え方も店舗の印象に大きく影響します。

内装デザインだけでなく、作業性も考えながら照明計画を行う必要があります。

事務所で必要になりやすい電気工事

事務所では、

・パソコン
・モニター
・プリンター
・複合機
・ネットワーク機器
・エアコン

などを使用します。

デスクの配置によって必要なコンセント位置も変わるため、レイアウト決定後に電源計画を行うのが理想です。

床下配線やモール配線など、建物の構造に合わせた施工方法を選ぶ場合もあります。

また、将来的なスタッフ増員や機器追加を考慮し、多少余裕を持った電源計画をしておくと、後から工事を追加するリスクを減らせます。

内装工事が始まる前に電気工事会社へ相談する

店舗工事では、電気工事だけを単独で進めるわけではありません。

壁や天井を造る内装工事、空調工事、厨房設備工事、給排水工事など、複数の工事が同時に進みます。

例えば壁を仕上げた後に新しい配線が必要になれば、一度仕上げた部分を再び開口しなければならないことがあります。

そのため、

「内装が完成してから電気工事を考える」のではなく、店舗レイアウトや設備が決まった段階で電気工事会社へ相談することが重要です。

早い段階で確認することで、追加工事や工程の手戻りを防ぎやすくなります。

店舗電気工事は設備と工程を含めて計画することが重要です

店舗開業時の電気工事では、照明やコンセントだけでなく、電気容量、分電盤、専用回路、設備の配置などを総合的に確認する必要があります。

特に飲食店や美容室など、電力を多く使用する店舗では、設備選定と電気工事を別々に考えると、後から追加工事が必要になることがあります。

店舗・テナントの新規開業や改装を予定している場合は、内装工事が始まる前の段階から電気設備について確認しておくことをおすすめします。

KOI-DENでは、店舗・テナントの新規開業や改装に伴う電気工事のご相談を承っています。

店舗の設備内容や既存の電気設備を確認したうえで、必要な工事をご提案いたします。

練馬区を中心に店舗・テナントの電気工事をご検討の方は、お気軽にお問い合わせください。

コイデンに相談

【東京都2026年】マンションのEV充電設備に使える助成金|管理組合が確認すべきポイント

こんにちは。練馬区桜台の電気工事会社『株式会社KOI-DEN』です。

電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の普及に伴い、マンションでもEV充電設備の設置を検討するケースが増えています。

しかし、集合住宅へのEV充電設備の導入は、戸建住宅の工事とは異なります。

管理組合での合意形成、駐車場の利用方法、電気容量、配線経路、利用料金の徴収方法など、設備を設置する前に整理すべき項目が数多くあります。

さらに、充電設備専用の電力契約を新たに結ぶ場合は、設備をあまり利用しない月でも電気料金の基本料金が発生する可能性があります。

東京都では、2026年度も集合住宅へのEV充電設備導入を支援する助成制度を実施しています。

設備購入費や設置工事費だけでなく、一定の条件を満たす分譲マンションでは、新たに契約した電気料金の基本料金についても最大3年間の助成を受けられる可能性があります。

今回は、東京都の2026年度EV充電設備助成について、主な助成内容と、マンションの管理組合が設置前に確認すべきポイントを分かりやすく解説します。

※この記事は2026年7月26日時点で公表されている情報をもとに作成しています。

 

東京都マンションのEV充電助成金

東京都はマンションのEV充電設備導入を支援している

東京都は、都内で販売される新車乗用車を2030年度までに100%非ガソリン化する目標を掲げ、集合住宅などへのEV充電設備の普及を支援しています。

2026年度は、2026年6月26日から申請受付が開始されました。

助成対象には、主に次のような費用があります。

・EV充電設備の購入費
・充電設備の設置工事費
・通信機能付き充電設備の導入費
・将来の充電設備増設を見据えた先行配管工事
・一定規模以上の設備導入に伴う受変電設備の改修費
・機械式駐車場へ設置する場合の関連工事費
・条件を満たす場合の電気料金の基本料金

設備の種類や設置場所、充電器の出力、設置台数によって助成率や上限額は異なります。

そのため、「マンションに充電器を付ければ一律でいくら受け取れる」という制度ではありません。

実際の助成額は、設置する設備と工事内容を整理したうえで確認する必要があります。

普通充電設備の工事費も助成対象

マンションの駐車場では、一般的に普通充電設備や充電用コンセントが導入候補になります。

東京都の2026年度制度では、集合住宅へ設置する普通充電設備の購入費について、原則として助成対象経費の2分の1が助成対象です。

設置工事費については、設備の種類や設置場所に応じた上限の範囲内で、助成対象経費の全額が支援される仕組みです。

普通充電設備の工事費に関する主な上限は、次のように設定されています。

充電用コンセントを設置する場合

・1基目:上限95万円
・2基目以降:1基あたり上限48万円

コンセント以外の普通充電設備を設置する場合

・1基目:上限135万円
・2基目以降:1基あたり上限68万円

機械式駐車場へ設置する場合

・1基目:上限171万円
・2基目以降:1基あたり上限86万円

これらは充電器本体の販売価格ではなく、助成対象となる設置工事費の上限です。

実際の助成額は、配線距離、配管方法、分電盤や受電設備の改修、駐車場の構造などによって変わります。

また、国の補助制度で承認された設備であることなど、対象機器にも条件があります。

見積もりを取る際は、設置予定の機種が東京都と国の助成要件を満たしているか確認しましょう。

将来の増設に備えた先行工事も対象

マンションでは、最初からすべての駐車区画へ充電器を設置するのが難しい場合があります。

現在EVを所有している居住者が少ない段階では、まず数台だけ充電器を設置し、将来の利用者増加に合わせて追加する方法も考えられます。

東京都の制度では、将来の充電設備設置を見据えた先行工事も助成対象です。

主な上限額は次のとおりです。

・平置き駐車場など:1区画あたり上限7万円
・機械式駐車場:1区画あたり上限30万円

先行工事とは、将来充電器を追加できるよう、あらかじめ配管や配線経路などを整備しておく工事です。

駐車場の舗装や壁を何度も壊して工事する必要がなくなるため、中長期的には工事費や居住者への影響を抑えられる可能性があります。

ただし、配管だけ設置しても、受電設備や幹線の容量が不足していれば充電器を増設できません。

先行工事を行う場合は、将来何台程度まで増やすのかを想定し、電気容量も含めて計画することが重要です。

電気料金の基本料金も最大3年間助成

マンションに複数のEV充電設備を設置する場合、建物の既存電力契約とは別に、充電設備専用の電力契約を新しく結ぶことがあります。

この方法には、既存の共用部契約への影響を抑えやすいという利点があります。

一方で、充電設備の利用が少ない月でも、契約内容に応じた基本料金が発生します。

東京都の「マンション充電設備普及促進事業」では、一定の条件を満たす分譲マンションを対象に、新たに契約した電気料金の基本料金を最大3年間助成しています。

2026年度の助成上限は次のとおりです。

・高圧受電契約の場合:上限334万円
・高圧受電契約以外の場合:上限18万円

制度の案内では、充電設備のために「一需要場所・複数引込」などの特別措置を利用して新たな電力契約を行うことが要件になっています。

既存の共用部電源から充電設備へ電気を供給する場合など、新しい電力契約を行わないケースは、この基本料金助成の対象にならない可能性があります。

なお、助成対象者は、東京都内に所在する分譲マンションの所有者とされています。

賃貸マンションや事業者所有物件などについては、別制度の対象になる可能性があるため、個別の確認が必要です。

基本料金助成には設置口数の条件がある

電気料金の基本料金に対する助成を受けるには、駐車場区画数に応じた数の充電設備を設置する必要があります。

2026年度に示されている主な基準は次のとおりです。

・駐車場が1区画の場合:1口
・2区画以上9区画以下の場合:2口以上
・10区画以上45区画以下の場合:駐車区画数の20%以上
・46区画以上の場合:10口以上

例えば、駐車区画が30台分あるマンションでは、30台×20%=6口以上が基準となります。

駐車区画が60台分ある場合は、10口以上の設置が基準です。

充電器本体の台数と、実際に同時に充電できる「口数」は一致しないことがあります。

1台の充電器に複数の充電口がある製品もあるため、機器を選ぶ際は本体台数だけでなく、助成制度上の充電口数を確認してください。

マンションへのEV充電設備設置で確認すべきこと

助成金が使えるからといって、すぐに工事へ進められるわけではありません。

集合住宅では、設備の設置後に誰がどのように利用し、費用を負担するかまで決めておく必要があります。

管理組合での合意形成

分譲マンションでは、駐車場や共用分電盤、配線スペースなどが共用部分に該当することがあります。

共用部分へ設備を設置する場合は、理事会や総会での決議が必要になる可能性があります。

まずは管理規約を確認し、次の内容を整理しましょう。

・誰が設備を所有するのか
・工事費を管理組合が負担するのか
・利用者だけが負担するのか
・月額利用料や充電料金をどう設定するのか
・故障や交換費用を誰が負担するのか
・利用者が増えた場合にどう増設するのか

充電器の設置だけを先に決めると、運用開始後に費用負担をめぐってトラブルになる可能性があります。

建物の電気容量

マンションには、建物全体で使用できる電気容量があります。

既存の共用部電源から充電設備へ供給する場合は、照明、エレベーター、給水ポンプ、機械式駐車場などの使用電力も考慮しなければなりません。

電気容量に余裕がない場合は、次のような対応が必要になることがあります。

・同時に充電する台数を制御する
・充電出力を抑える
・負荷制御機能付きの充電設備を導入する
・充電設備専用の電力契約を新設する
・幹線や分電盤を改修する
・受変電設備を増強する

単純に充電器の定格出力と台数を掛けただけでは、実際に必要な電力を判断できません。

建物の最大需要電力や既存設備の使用状況を確認したうえで設計する必要があります。

配線経路と駐車場の構造

充電設備の工事費は、分電盤から駐車区画までの距離によって大きく変わります。

特に地下駐車場、立体駐車場、機械式駐車場では、配管や配線を通す場所が限られます。

現地調査では、主に次の項目を確認します。

・分電盤から駐車場までの距離
・配線を通せる天井や壁があるか
・道路や通路を横断する必要があるか
・コンクリートの穴あけが可能か
・防火区画を貫通するか
・機械式駐車場の可動部分に干渉しないか
・充電ケーブルが通行の妨げにならないか
・雨水や車両接触から設備を守れるか

図面だけでは確認できない部分も多いため、正確な見積もりには現地調査が必要です。

利用料金の徴収方法

複数の居住者が利用する場合、充電に使った電気代を誰がどのように支払うかを決めなければなりません。

主な運用方法には、次のようなものがあります。

・月額固定料金
・利用時間に応じた課金
・充電電力量に応じた課金
・充電サービス事業者による認証・課金
・管理組合が電気料金を集計して請求

月額固定料金は管理しやすい一方で、利用量に差があると不公平感が生じます。

従量課金は公平性を保ちやすいものの、計測器や通信機能、管理サービスの費用が発生する場合があります。

設置費用だけでなく、通信費、決済手数料、保守費、電気料金なども含めて比較しましょう。

補助金を利用するときの注意点

工事契約前に申請手順を確認する

助成制度によっては、交付決定前に契約や工事を行うと対象外になる場合があります。

充電設備の導入を決めたら、次の順序を必ず確認してください。

1.現地調査
2.設備計画と見積もりの作成
3.管理組合での決議
4.助成金の申請
5.交付決定または事前申込
6.契約・着工
7.工事完了
8.実績報告

実際の手順は利用する助成区分によって異なります。

過年度の資料や別の制度を参考にせず、2026年度の申請手引きを確認してください。

国の補助金と対象機器を確認する

東京都の助成対象設備には、国の「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てん設備等導入促進補助金」で交付対象として承認された設備であることなどの条件があります。

同じメーカーの充電設備でも、型番によって対象になるものと対象外のものがあります。

見積書には、メーカー名と商品名だけでなく、正確な型番を記載してもらいましょう。

助成金だけで工事会社を選ばない

EV充電設備は、充電器本体を壁や柱に取り付けるだけの工事ではありません。

既存の受電設備、幹線、分電盤、漏電保護、接地、配線経路などを確認し、安全に使用できる設備を設計する必要があります。

助成金申請に対応できることに加え、集合住宅の電気設備を確認できる施工業者へ相談することが重要です。

まとめ|マンションEV充電設備は運用まで含めて計画する

東京都では、2026年度もマンションなどの集合住宅へ設置するEV充電設備について、設備購入費や設置工事費を助成しています。

さらに、一定の条件を満たす分譲マンションでは、充電設備用に新たに契約した電気料金の基本料金について、最大3年間の助成を受けられる可能性があります。

ただし、導入前には次の点を確認する必要があります。

・管理組合で必要な決議
・充電設備の設置台数と口数
・既存の電気容量
・分電盤から駐車場までの配線経路
・利用者と費用負担の範囲
・充電料金の徴収方法
・設備の保守や故障時の対応
・国と東京都の対象機器要件
・助成申請と工事契約の順序

マンションのEV充電設備は、現在の利用者だけを想定するのではなく、将来のEV普及や充電器の増設も含めて計画することが大切です。

株式会社KOI-DENでは、練馬区桜台を中心に、マンションや集合住宅のEV充電設備に関する電気工事のご相談を承っています。

EV充電設備を設置できる電気容量があるか、駐車場まで配線できるか、どのような工事が必要になるかなど、気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

【参考資料】

・東京都
「EV充電設備の導入及び運営への支援を開始します!集合住宅等への充電設備普及促進事業開始のお知らせ」2026年6月公表

・クール・ネット東京
「マンション充電設備普及促進事業(電気料金の助成)」

※助成制度の受付期間、予算、対象設備、助成上限、申請条件は変更される場合があります。申請前に東京都およびクール・ネット東京の公式情報をご確認ください。

店舗・事務所の電気工事はなぜ見積金額が違う?価格差が生まれる5つの理由

こんにちは。練馬区桜台の電気工事会社「株式会社コイデン」です。

店舗や事務所の改装工事、テナント工事などで電気工事を依頼する際、

「同じ内容のはずなのに見積金額が全然違う」

と感じた経験はありませんか?

実際に複数社から見積もりを取ると、数万円から数十万円の差が出ることもあります。

もちろん不当に高い見積もりや極端に安い見積もりもありますが、多くの場合は工事内容や条件の違いが価格に反映されています。

今回は、店舗や事務所の電気工事で見積金額に差が生まれる主な理由についてご紹介します。

 

店舗・事務所の電気工事はなぜ見積金額が違う?価格差が生まれる5つの理由

1. 配線距離によって工事費が変わる

電気工事では、配線の長さによって材料費や施工時間が変わります。

例えば、

・分電盤から遠い場所への配線
・天井裏を長距離配線する工事
・複数の部屋へ配線する工事

などは、配線距離が長くなるほど費用も増加します。

図面上では分かりにくい部分ですが、見積金額に影響しやすいポイントです。

2. 建物の構造によって施工難易度が変わる

同じ照明工事でも、建物の構造によって作業内容は大きく変わります。

例えば、

・天井裏に入れる建物
・コンクリート造の建物
・配線スペースが限られている建物

では施工難易度が異なります。

作業時間や必要な工具も変わるため、見積金額にも差が出ます。

3. 使用する材料が異なる

見積書だけでは分かりにくい部分ですが、使用する材料によっても費用は変わります。

例えば、

・照明器具のグレード
・スイッチやコンセントの種類
・ケーブルや配線資材

などです。

同じように見える工事でも、選定する材料によって金額差が生じることがあります。

4. 夜間工事や休日工事が必要になる

店舗や事務所の場合、営業時間中に工事ができないことがあります。

そのため、

・閉店後の夜間工事
・休日工事
・短期間での集中工事

が必要になるケースもあります。

こうした工事は人員確保や作業条件が変わるため、通常工事より費用が高くなる傾向があります。

5. 既存設備の状態によって追加工事が発生する

現地調査を行うと、

・配線の劣化
・容量不足
・古い分電盤
・過去の増設工事の影響

などが見つかることがあります。

安全に使用するためには、予定していた工事以外の対応が必要になる場合もあります。

こうした要素が見積金額の違いにつながることがあります。

安さだけで選ぶと後悔することも

見積もりを比較する際は、金額だけを見るのではなく工事内容を確認することが大切です。

極端に安い見積もりの場合、

・工事範囲が限定されている
・必要な工事が含まれていない
・追加費用が発生する

といったケースもあります。

逆に高い見積もりには、安全性や将来的な使いやすさを考慮した提案が含まれている場合もあります。

見積もり比較で確認したいポイント

複数社の見積もりを比較する際は、

・工事範囲
・使用材料
・保証内容
・追加費用の有無

を確認すると判断しやすくなります。

価格だけでは見えない部分も多いため、不明な点は事前に確認しておくことをおすすめします。

まとめ|見積金額の違いには理由があります

店舗や事務所の電気工事では、

・配線距離
・建物構造
・使用材料
・工事条件
・既存設備の状態

などによって見積金額が変わります。

そのため、単純に安い・高いだけで判断するのではなく、工事内容や提案内容を比較することが大切です。

店舗や事務所の電気工事についてお困りの際は、株式会社コイデンまでお気軽にご相談ください。

コイデン亀キャラ

AI時代の電気工事会社に必要なのは“施工力”だけではない。案件急変の時代に求められる生き残り方

こんにちは。
練馬区桜台の電気工事会社、株式会社コイデンです。

最近、「AIデータセンター建設ラッシュで通信・電気工事会社が好調」というニュースを目にする機会が増えてきました。

AIの進化に伴い、大量のデータを処理するための「データセンター(DC)」建設が世界的に加速しています。
日本国内でも大規模なDC建設計画が進み、電気・通信インフラ工事の需要は確実に拡大しています。

一見すると、

「これからは電気工事業界の時代だ」
「仕事はいくらでも増える」

そんな風にも見えます。

しかし、現場の感覚としては少し違う空気を感じている方も多いのではないでしょうか。

実際には、

  • 人手不足なのに利益が苦しい
  • 忙しいのに会社に余裕がない
  • 若手が定着しない
  • 単価がなかなか上がらない
  • 管理業務だけ増えていく

こうした悩みを抱える電気工事会社も少なくありません。

今回は、「AI時代の案件構造の変化」が電気工事業界にどんな影響を与えるのか、そして今後の中小電気工事会社に求められる“生き残り方”について考えてみたいと思います。

AI時代の電気工事業界


「仕事は増えているのに苦しい会社」が増えている理由

現在の電気工事業界は、間違いなく人手不足です。

しかし、その一方で、

「仕事が増えている=会社が楽になっている」

とは限りません。

特に住宅・リフォーム系の電気工事会社では、

  • 個人事業主の増加
  • 小規模参入のしやすさ
  • 多層下請け構造
  • 価格競争

によって、単価が上がりにくい状況が続いています。

たとえば、

  • エアコン工事
  • EVコンセント
  • 照明交換
  • LAN配線
  • 防犯カメラ

などは、比較的小規模でも参入しやすく、一人親方でも仕事が成立しやすい分野です。

もちろん、個人事業主の方々を否定したいわけではありません。

実際、高い技術力を持つ職人さんも数多くいます。

ただ、問題なのは「価格基準」が崩れやすいことです。

5〜10人規模の会社になると、

  • 社会保険
  • 車両維持
  • 空き日当
  • 若手教育
  • 管理業務
  • 安全責任

など、個人事業主にはない固定コストを抱えます。

しかし市場価格は、最も安く受けられる層に引っ張られていく。

結果として、

「忙しいのに利益が残らない」

という状態に陥りやすくなるのです。


AIデータセンター建設で変わる“案件の質”

ここで注目したいのが、AIデータセンター建設です。

データセンターは、一般住宅とはまったく違う世界です。

求められるのは、

  • 大容量受電設備
  • 冗長化電源
  • UPS
  • 非常用発電
  • 高度な通信設備
  • 温度管理
  • 24時間稼働前提の施工品質

など、“停止が許されない設備”です。

つまり、

「とりあえず動けば良い」

では成立しません。

さらに重要なのが、“情報管理”です。

現在の大型案件では、

  • 写真管理
  • 工程共有
  • クラウド管理
  • BIM連携
  • トレーサビリティ
  • 即時報告
  • 安全書類

などが当たり前になりつつあります。

これは単に「IT化」という話ではありません。

言い換えれば、

「施工技術+情報処理能力」

が求められる時代に変わってきているということです。


今後苦しくなる会社の特徴

ここで少し厳しい話をすると、今後苦しくなる会社には共通点があります。

たとえば、

  • 情報共有が口頭中心
  • 社長しか現場状況を把握していない
  • 写真整理が後回し
  • 工程が属人的
  • 若手教育が感覚頼り
  • スケジュールが可視化されていない
  • 「安くても仕事を埋める」が優先

こうした状態です。

昔は、それでも回りました。

しかし現在は、元請けや発注側も変わっています。

特に大型案件では、

  • 情報共有速度
  • 管理精度
  • 報告能力
  • データ提出

まで含めて「施工品質」と見られる時代です。

つまり、

“施工しかできない会社”

が厳しくなり始めています。


これから求められるのは「管理密度」

では、中小の電気工事会社は大企業化しなければ生き残れないのでしょうか。

実際はそうではありません。

むしろ重要なのは、

「小さい会社だからこそ、どれだけ管理密度を高められるか」

です。

たとえば、

  • スケジュール共有
  • クラウド管理
  • 写真整理
  • 業務の見える化
  • 社内連携
  • 顧客との継続関係
  • Web発信
  • 求人発信

こうした積み重ねは、小規模会社でも十分に取り組めます。

特に今後は、

「施工技術がある」

だけではなく、

「整理されている会社」

が選ばれていく可能性が高くなります。

これは現場軽視ではありません。

むしろ逆です。

職人が施工に集中できる環境を作るために、情報整理や管理が重要になっていくのです。


AIが仕事を奪うのではなく、“変化できない構造”が苦しくなる

最近は「AIに仕事が奪われる」という話も増えています。

しかし、少なくとも電気工事の世界では、すぐに職人が不要になるとは考えにくいでしょう。

現場には、

  • 判断
  • 応用
  • 調整
  • 安全管理
  • 人との関係

など、人間でなければ難しい仕事が数多くあります。

ただし、

「昔と同じやり方のまま」

では厳しくなっていく可能性があります。

AI時代に本当に変わるのは、

“案件構造”
“管理構造”
“情報構造”

です。

そして、その変化に対応できる会社と、そうでない会社の差は、今後さらに大きくなっていくかもしれません。

これからの電気工事会社に必要なのは、

「施工力だけ」

ではありません。

施工を支える、

  • 情報共有
  • 管理能力
  • 発信力
  • 継続的な改善

まで含めた“会社としての構造”そのものが問われる時代になってきているのではないでしょうか。

電気工事士は「資格を取れば出来る仕事」なのか。若手定着と中間層不足から見える現場の課題

こんにちは。
練馬区桜台の電気工事会社、株式会社コイデンです。

近年、「手に職」という言葉とともに、第二種電気工事士の人気が高まっています。

YouTubeやSNSでも、

  • 「未経験から電気工事士へ」
  • 「AIに奪われない仕事」
  • 「独立できる国家資格」
  • 「食いっぱぐれない資格」

といった情報を目にする機会が増えました。

実際、第二種電気工事士の受験者数は毎年多く、多くの方が資格取得に挑戦しています。

しかしその一方で、現場では今、

  • 中堅技能者の不足
  • 若手の定着率低下
  • 現場運営の負荷集中

といった問題が深刻化しています。

「資格取得者は増えているのに、なぜ現場は苦しいのか」

今回は、実際の現場感覚も交えながら、この問題について考えてみたいと思います。

電気工事士の資格と現場の課題


電気工事士は「資格を取ればすぐ出来る仕事」ではない

まず最初にお伝えしたいのは、電気工事士という仕事は、単純に「資格を持っている」だけで成立する仕事ではないということです。

もちろん、資格は非常に重要です。

電気工事士の資格がなければ出来ない工事も多く、法律上も必要な国家資格です。

しかし実際の現場では、それだけでは足りません。

例えば現場では、

  • 他業種との工程調整
  • 材料や工具の段取り
  • 安全確認
  • 図面理解
  • 現場ごとの施工判断
  • お客様や管理会社とのやり取り

など、多くの判断が必要になります。

さらにマンションリフォームのような現場では、

  • 工事時間の制限
  • 騒音配慮
  • 共用部ルール
  • 他業者との作業タイミング

なども重要になります。

つまり、電気工事士という仕事は「知識だけ」ではなく、“現場での判断力”が求められる仕事なのです。


実務経験を積むと、試験内容の見え方が変わる

これは実際に現場を経験した人ほど感じることかもしれません。

資格勉強中は、

  • 配線図
  • 接地
  • 許容電流
  • 工具の使い方

などを「試験問題」として覚えていきます。

しかし、実務を経験すると、それらが単なる暗記ではなく、

  • 感電事故防止
  • 火災防止
  • 安全管理
  • 施工責任

に直結していることがわかってきます。

例えば接地一つでも、

「なぜ必要なのか」

を現場で実感すると、知識の意味が大きく変わります。

つまり、資格勉強で得た知識は、実務経験によって初めて“現場の言葉”として結びついていくのです。


YouTubeやSNSだけでは学びきれない部分がある

現在はYouTubeなどで施工動画を見ることができ、学習環境は以前より大きく向上しています。

これはとても良い変化だと思います。

しかし一方で、

「動画を見た=出来るようになった」

という感覚だけでは、現場は成立しません。

実際の現場では、

  • 予定通りに進まない
  • 他業者との兼ね合いがある
  • 想定外の施工変更が起きる
  • 危険予測が必要になる

ことも多くあります。

動画では見えない、

  • 空気感
  • 判断タイミング
  • 優先順位
  • 現場全体を見る力

が求められる場面も少なくありません。

技能というものは、単なる知識ではなく、“継承された判断”の積み重ねによって洗練されていく部分があります。


本当に不足しているのは「若手」だけではない

建設業界では「若手不足」がよく話題になります。

しかし実際には、もっと大きな問題があります。

それが、「中間層不足」です。

現場を本当に支えているのは、

  • 若手を教育する人
  • 現場を段取りする人
  • 他業種と調整する人
  • 工程を管理する人

といった、中堅層の技能者です。

ところが現在は、

  • ベテランの高齢化
  • 中堅層の離職
  • 若手の早期離脱

によって、この層が不足しやすくなっています。

すると何が起きるのか。

ベテランに負荷が集中し、若手は十分な教育を受けられず、現場全体が疲弊していきます。

結果として、

「人は採用したのに、定着しない」

という状況が生まれてしまうのです。


「資格取得者数」と「業界定着」は別問題

最近では、小学生が第二種電気工事士を取得したというニュースも話題になりました。

努力そのものは素晴らしいことです。

しかし、資格取得者数が増えることと、業界人口が増えることは同じではありません。

現在の第二種電気工事士は、

  • 将来の保険
  • 転職準備
  • 副業対策
  • AI時代への不安対策

として取得する人も増えています。

つまり、

「資格を持っている人」

と、

「実際に現場で継続して働く人」

は必ずしも一致しない時代になっているのです。


今後必要なのは「続けられる現場づくり」

電気工事業界は今後も必要とされる仕事です。

EV設備、リフォーム、省エネ化、設備更新など、電気工事の需要そのものは今後も続いていくでしょう。

だからこそ重要なのは、

「どう人を集めるか」

だけではなく、

「どう継続できる環境を作るか」

なのかもしれません。

例えば、

  • 情報共有を整理する
  • 無理な長時間労働を減らす
  • 段取り負荷を分散する
  • 若手が質問しやすい環境を作る

といったことも、これからの現場では非常に重要になります。


まとめ

電気工事士という仕事は、資格だけで完結する仕事ではありません。

知識は入口になります。

しかし、本当に現場を支えているのは、

  • 経験
  • 判断
  • 継承
  • 段取り
  • コミュニケーション

といった、長い時間の中で育っていく技能です。

だからこそ今後は、

「資格取得者を増やす」

だけではなく、

「現場で育ち、続けられる構造をどう作るか」

が、業界全体の大きな課題になっていくのかもしれません。

電気工事という仕事が、単なる“消耗する仕事”ではなく、長く続けられる技能職として次世代へ繋がっていくことが、これからますます重要になっていくと感じています。

コイデンキャラクタ

エアコン工事の現場で鍛えられた方へ。消耗で終わらせず、経験を積み上げられる会社があります

こんにちは。
東京都練馬区桜台の電気工事会社「株式会社コイデン」です。

電気工事の仕事に興味がある方、あるいは今の働き方を見直したいと考えている方の中には、これまでエアコン取付工事を数多く経験してきた方もいらっしゃると思います。

夏場の繁忙期に、1日5件、多い日にはそれ以上の件数を回る。
移動しながら現場をこなし、限られた時間の中で施工をまとめ、また次の現場へ向かう。
こうした働き方を続けてきた方は、決して少なくありません。

そして私たちは、まず最初にはっきりお伝えしたいことがあります。

エアコン工事を数多くこなしてきた経験は、軽く見られるものではありません。
むしろ、その経験の中には、現場で本当に必要とされる力が詰まっています。

一方で、件数を回すことを前提にした働き方は、今後ますます厳しさを増していく可能性があります。
だからこそ今、必要なのは「その経験をどう評価するか」と「どんな職場で次に活かすか」です。

今回は、エアコン工事経験者の価値と、これからの時代に合った職場選びについてお話しします。

Skilled technician in modern construction setting

エアコン工事を何件も回ってきた方は、実はかなり優秀です

エアコン取付工事の経験がある方の中には、

「エアコンしかやっていないから、評価されにくいのではないか」
「もっと幅広い電気工事をやってきた人のほうが上だと思われるのではないか」
「件数をこなしてきただけで、自分の経験に強みがあるのかわからない」

と感じたことがあるかもしれません。

ですが、私たちはそうは考えていません。

1日に何件もの現場を回る仕事は、単純に体力だけでは続きません。
現場ごとに状況は違い、建物の条件も違い、お客様の反応も違います。
それでも限られた時間の中で工事を成立させるには、かなり高い現場対応力が必要です。

たとえば、エアコン工事を多件数こなしてきた方は、日々の仕事の中で次のような力を身につけています。

  • 現場に入ってから状況をすばやく読む力
  • 工具や材料の準備を無駄なく行う段取り力
  • 限られた時間で工程を組み立てる感覚
  • 施工スピードと手順の最適化
  • 予期しない条件変更への対応力
  • お客様や管理側とやり取りするための現場コミュニケーション力

これは、現場でしか身につかない実務力です。
言い換えれば、エアコン工事を数多く回ってきた方は、高密度の現場の中で鍛えられてきた人材だということです。

つまり、「エアコン経験者」は決して部分的な経験者ではありません。
むしろ、忙しく、厳しく、判断の早さが求められる現場を乗り切ってきた経験があるという意味で、非常に実践的な強みを持っていると私たちは考えています。

ただし、件数勝負の働き方は年々きつくなっています

ここで大事なのは、エアコン工事経験者の価値を認めることと、今の働き方の厳しさを分けて考えることです。

エアコン工事を中心とした働き方は、短期的には売上を上げやすい面があります。
繁忙期に件数をこなせば、数字は立ちやすい。
実際に、夏場だけ集中してかなりの件数を回る働き方をしている方もいます。

しかし、その構造には無理が出やすいのも事実です。

ここ数年、エアコン工事に関係の深い材料の価格は上昇傾向が続いています。
たとえば、VVFケーブルは2025年時点で過去最高値圏が報じられ、2026年5月時点でもさらに高値更新が伝えられています。銅価高だけでなく、副資材不安も背景にあるとされています。

こうした材料費上昇は、現場の経費をじわじわ押し上げます。
一方で、量販店経由などの取付工事単価が同じペースで上がるとは限りません。
すると現場では、どうしても「利益を出すには件数をこなすしかない」という圧力が強くなります。

この構造の何が問題かというと、最後にしわ寄せが来るのが現場の人だということです。

  • 移動が増える
  • 休憩が削られる
  • 暑い中で無理をする
  • 工事が常に時間との勝負になる
  • 丁寧にやりたくても余裕がなくなる

これでは、仕事そのものが嫌いになるというより、働き方そのものに疲れてしまう人が出るのは自然です。

件数を回す現場には価値があります。
ただ、その価値を持った人が、ずっと消耗前提の働き方に置かれてしまうのは別の問題です。

2027年問題で、現場の負荷はさらに変わっていく可能性があります

さらに今後は、いわゆる**「エアコン2027年問題」**も意識されるようになっています。

これは、2027年4月から家庭用エアコンの新たな省エネ基準が始まることに関係した話です。資源エネルギー庁も、この話題がSNSなどで「2027年問題」と呼ばれていることを紹介しています。

ここで注意したいのは、2027年4月になったからといって、今使っているエアコンが急に使えなくなるわけではないことです。
また、新基準を満たさない製品が一律に販売できなくなるという単純な話でもありません。制度としては、メーカー全体の出荷構成も踏まえて判断される仕組みがあります。

では何が変わるのか。
この問題の本質は、市場の機種構成や価格の考え方が少しずつ変わっていく可能性があるという点です。

エアコンの省エネラベルはすでに2027年度基準対応へ切り替わっており、家庭用エアコンの見方そのものが以前より複雑になっています。

つまり今後は、現場で求められるものが「取付が早い」だけではなくなっていく可能性があります。

  • 機種ごとの違いを理解すること
  • お客様に説明すること
  • 買い替えや選定の相談に対応すること
  • 価格の変化に対する反応を受け止めること

こうした要素が増えると、件数だけを追う働き方はさらに厳しくなりやすい。
材料費上昇と人手不足の中で、現場は今まで以上に「速さ」だけでなく「理解力」や「対応力」まで求められるようになっていくはずです。

だからこそ、すでに現場で鍛えられている人ほど、その力を消耗戦で使い続けるのではなく、もう少し腰を据えて積み上げられる職場を選ぶ価値があります。

大切なのは、経験の有無ではなく、経験をどこで活かすかです

同じ「電気工事」と言っても、会社によって働き方は大きく違います。

件数をこなす前提で日々を回す会社もあれば、現場ごとの品質や段取りを大切にする会社もあります。
連絡や管理が曖昧で、現場の人がいつも振り回される会社もあれば、仕組みを整えて無駄な負担を減らそうとする会社もあります。

だから大切なのは、
エアコン工事経験があるかどうかではなく、その経験を次にどこで活かすかです。

せっかく高密度な現場で鍛えられたスピードや判断力があるのに、それをずっと「消耗するための能力」として使い続けるのはもったいない。
本来はそれらの力は、もっと評価されるべきですし、もっと広い仕事の中で活かせるものです。

会社を選ぶときに見るべきなのは、給料だけではありません。

  • どんな現場が多いのか
  • 工程はどう組まれているのか
  • 無理な残業や詰め込みが前提になっていないか
  • 現場の連絡や管理に仕組みがあるか
  • 経験者を単なる便利な人手としてではなく、きちんと評価しているか

そうした点を見ていくと、「どこでも同じ」ではないことがわかってきます。

コイデンは、経験を“消耗”ではなく“積み上げ”に変えていく会社です

株式会社コイデンは、東京都練馬区桜台を拠点に、マンションリフォームを中心とした電気工事を行っている会社です。

私たちの現場は、量販店経由の取付をひたすら何件も回す働き方とは少し違います。
照明、スイッチ、コンセント、配線、設備まわりなど、住まいに関わる電気工事を、リフォーム全体の工程の中で丁寧に積み上げていく仕事が中心です。

もちろん、電気工事の現場ですから簡単なことばかりではありません。
現場ごとの条件差もありますし、他職種との調整も必要です。
ですがその分、仕事の中身を理解しながら身につけていける環境があります。

また、コイデンはマンションリフォーム中心のため、現場の工事時間にも一定のルールがあります。
基本的には9時から17時の間で工事を行い、16時45分には片付けを始め、17時には完全撤収する流れが基本です。
毎日長時間残業を前提にした働き方ではなく、時間内で現場を組み立てることを大切にしています。

さらに、勤怠管理や業務連絡のIT化も進めており、連絡の行き違いや管理の曖昧さによって現場の人が余計に疲弊しないよう、仕組みづくりにも力を入れています。

エアコン工事経験者の方が持っている、

  • 現場判断の速さ
  • 段取りの感覚
  • 時間の読み
  • お客様対応の経験
  • 工具や材料の扱いへの慣れ
  • 施工スピードへの意識

こうした力は、コイデンの現場でもしっかり活きます。
むしろ、現場経験がある方ほど、その価値を発揮しやすい場面は多いはずです。

これまでの経験を、ただの消耗で終わらせないために

転職や就職を考えるとき、人はつい「自分に足りないもの」ばかりを見てしまいます。

「エアコン工事が中心だった」
「もっと幅広くやってきた人のほうが強いのではないか」
「自分の経験で通用するだろうか」

そう思う方もいるかもしれません。

ですが、夏の厳しい時期に現場を回り、限られた時間の中で工事をこなし、毎日仕事を成立させてきた経験は、決して小さなものではありません。
それは、実務の世界でははっきり価値のある経験です。

問題は、その経験があるかないかではありません。
その経験を、これからどんな環境で活かしていくかです。

もし今、

  • 今の働き方をこのまま続けることに不安がある
  • エアコン工事で鍛えた力をもっと正当に見てほしい
  • 件数を回すだけでなく、電気工事をしっかり積み上げたい
  • 長く働ける会社を探している

そんな思いがあるなら、一度コイデンの求人情報をご覧ください。

私たちは、経験者を単なる「すぐ使える人材」として消費したいわけではありません。
これまで現場で積み上げてきた力を、きちんと評価し、その先につながる仕事として活かしてほしいと考えています。

エアコン工事の現場で鍛えられた方へ。
その経験は、思っている以上に価値があります。

その価値を、ただの消耗で終わらせず、次の力として積み上げていける職場があります。
コイデンで、これまでの経験を次の一歩につなげてみませんか。コイデンキャラクタ

Translate