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日別アーカイブ: 2025年5月7日

【2024年最新版】季節で変える!ルーメンの基礎知識と快適な照明選びのコツ

こんにちは。練馬区桜台の電気工事会社「株式会社コイデン」です。
今回は、季節に合わせた照明選びをご紹介します。

はじめに

照明器具を選ぶときに「ワット数」ではなく「ルーメン(lm)」という単位が主流になっていることをご存じでしょうか?
LED照明の普及により、消費電力ではなく「明るさの実感値」に着目することが、今や照明選びの常識となっています。

この記事では、「ルーメンとは何か?」という基本から、季節ごとの快適な照明環境のつくり方、実際の選び方のポイントまでを詳しく解説します。


第1章:ルーメンとは?明るさの基本を押さえよう

ルーメン(lm)とは、光源が出す「光の量(光束)」を表す単位です。
たとえば、白熱電球60W相当のLED電球は、だいたい810ルーメン程度。つまり、消費電力ではなく実際の「明るさ」で比較することが重要なのです。

白熱電球のワット数 相当するルーメン(lm)
40W 約485lm
60W 約810lm
100W 約1520lm

第2章:照明と季節の関係性

春:自然光と調和する照明選び

春は日が伸び始め、自然光が取り入れやすくなる季節です。
昼間は自然光メイン、夕方以降は**中間色(電球色と昼白色の中間:3500K〜4000K)**のLEDを使うことで、心地よく過ごせます。

おすすめのルーメン:

  • リビング:1000〜1500lm

  • ダイニング:800〜1200lm(調光機能付きが理想)


夏:爽やかで涼しげな空間に

蒸し暑い夏は、視覚的に「涼しさ」を演出するのがポイント。
**昼光色(6000K前後)**の青白い照明は、清潔感があり、空間をすっきり見せる効果があります。

おすすめのルーメン:

  • キッチン:1500lm以上(明るめ)

  • 洗面所・玄関:800〜1000lm(昼光色推奨)


秋:落ち着いた雰囲気でリラックス

日没が早くなり、夜の時間が長く感じる秋。照明は温かみのある**電球色(2700〜3000K)**を使うことで、リラックスできる空間になります。

おすすめのルーメン:

  • 寝室:400〜800lm(柔らかめ)

  • 書斎:1000〜1200lm(目が疲れにくい明るさ)


冬:長くなる夜に備えて、しっかり照明を

最も日照時間が短い冬は、全体的に明るさを確保する必要があります。
ただし、明るすぎる白色光は寒々しく見えるため、電球色+中間色の併用が理想です。

おすすめのルーメン:

  • リビング:1500〜2000lm

  • トイレ・廊下:400〜600lm(やわらかい光)


第3章:用途別のルーメン目安と色温度の選び方

部屋 おすすめルーメン 色温度(ケルビン) 特徴
リビング 1000〜2000lm 3000〜4000K 温かく落ち着いた雰囲気に
キッチン 1500lm以上 5000〜6000K 手元が見やすく実用的な光
寝室 400〜800lm 2700〜3000K 目に優しく眠りを妨げない
書斎・勉強部屋 1000〜1200lm 4000K以上 集中力を高める白色光

第4章:LED照明を選ぶときのポイント

1. 消費電力だけで選ばない

「○W相当」という表記だけでなく、必ずルーメン値を確認するようにしましょう。

2. 調光・調色機能があると便利

季節や気分に合わせて、光の色や明るさを変えられると、快適性が格段にアップします。

3. 配光角度にも注意

スポット照明や間接照明など、**どこに光が広がるか(配光角)**も重要です。


第5章:季節の照明演出アイデア

🎄 冬のあたたか照明演出

  • 間接照明を多めに配置し、陰影で空間に奥行きを。

  • キャンドル調のLEDランプで、癒しの演出も◎。

🌸 春の明るさと自然光の融合

  • カーテン越しに柔らかい自然光+中間色LEDで爽やかに。

  • ダイニングにペンダントライトを吊るして、季節感を演出。

🌻 夏の涼感ライティング

  • 昼光色LEDとガラス素材のシェードで、視覚的に涼しく。

  • 廊下や階段にモーションセンサー付き照明を設置し、暑さで消し忘れを防止。

🍂 秋の深まりと照明の工夫

  • ダウンライトの色を電球色に変えて、ゆったりとした空間に。

  • リビングにはフロアライトで視線を下げ、落ち着いた雰囲気をつくる。


第6章:よくある質問(Q&A)

Q. ルーメンが高いほど良いのですか?

→ 必ずしもそうとは限りません。用途や部屋の広さに応じて適切な明るさを選ぶことが大切です。

Q. 色温度が高いとどうなりますか?

→ 青白い光になり、集中力や覚醒効果があります。ただし、夜間は睡眠を妨げることもあるため使い分けが必要です。


おわりに:明るさを「使い分ける」時代へ

照明は単に「明るければ良い」ものではなく、使う目的・時間・季節に応じて調整することが、快適な暮らしに直結します。
LED照明は進化を続け、調光・調色・省エネ性も抜群です。これからの住まいづくりには、ルーメンの知識を味方につけて、「自分らしい光の環境」を整えていきましょう。

照明器具に関して、ご不明な点やご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。お客様の状況に合わせた適切なアドバイスをさせていただきます。

お問い合わせはこちらから:https://www.koi-den1525.com/contact

明るさだけじゃない!ルーメンとは?ケルビンとは?明かりの全てを解説します!

こんにちは。練馬区桜台の電気工事会社「株式会社コイデン」です。

今回は、住まいの「明かり」について、徹底的にご紹介していきます。

 

はじめに

照明選びは、部屋の雰囲気や快適さに大きく影響します。特にリフォームや新築を検討中の方にとって、適切な明るさや色味の照明を選ぶことは重要です。この記事では、照明選びに欠かせない「ルーメン」と「ケルビン」について、わかりやすく解説します。

明るさ一覧

 

ルーメンとは?明るさの指標

 

ルーメン(lm)は、照明器具が発する光の総量を示す単位です。数値が大きいほど明るくなります。例えば、60ワットの白熱電球は約800ルーメン、100ワットの白熱電球は約1600ルーメンの明るさを発します。

LED照明では、同じ明るさをより少ない電力で実現できます。例えば、800ルーメンの明るさを持つLED照明は、10〜15ワット程度の電力で動作します。

 

ケルビンとは?光の色温度

 

ケルビン(K)は、光の色味を示す単位で、色温度とも呼ばれます。数値が低いほど暖かみのある色、高いほど青白い色になります。
• 電球色(約3000K):温かみのあるオレンジ色
• 昼白色(約5000K):自然な白色
• 昼光色(約6500K):青みがかった爽やかな白色

用途や部屋の雰囲気に合わせて適切な色温度を選ぶことが大切です。

 

部屋別の適切な明るさと色温度

住まいのルーメンとケルビン

部屋の用途に応じて、適切なルーメン値とケルビン値を選ぶことが重要です。
• リビング:1500〜2000ルーメン、昼白色(5000K)
• 寝室:1000〜1500ルーメン、電球色(3000K)
• キッチン:2500〜3000ルーメン、昼白色〜昼光色(5000〜6500K)
• 玄関・廊下:800〜1200ルーメン、昼白色(5000K)

これらの目安を参考に、部屋の広さや用途に合わせて照明を選びましょう。

 照明選びのポイント

• 調光機能:時間帯や気分に合わせて明るさを調整できる機能。
• 調色機能:色温度を変えられる機能で、シーンに応じた雰囲気作りが可能。
• 省エネ性能:ルーメン数と消費電力のバランスを確認し、効率的な照明を選ぶ。

これらの機能を備えた照明器具を選ぶことで、快適で経済的な生活が実現できます。

 

まとめ

 

照明選びは、明るさ(ルーメン)と色温度(ケルビン)を理解することが鍵です。部屋の用途や雰囲気に合わせて適切な照明を選ぶことで、快適な住空間を作り上げることができます。リフォームや新築を検討中の方は、ぜひこれらのポイントを参考にしてみてください。

この記事が、照明選びの参考になれば幸いです。ご不明な点やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。お問い合わせ

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