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寒くなると電気代が跳ね上がる理由 冬の暖房と電気容量の落とし穴

こんにちは。練馬区桜台の電気工事会社「株式会社コイデン」です。

冬になると、こんなことを感じたことはありませんか?

  • 「暖房つけただけで電気代が一気に上がった」

  • 「去年より請求額が高い気がする」

  • 「節約してるのに、なぜか下がらない」

実はこれ、
使い方の問題だけではなく、家の電気環境そのものが原因になっているケースが少なくありません。

この記事では、
冬に電気代が急上昇する本当の理由
**見落とされがちな「電気容量の落とし穴」**を、
電気工事の視点からわかりやすく解説します。

冬の電気代高騰


冬は「電気を一番食う季節」

まず前提として、冬は他の季節と比べて
圧倒的に電気使用量が増えます。

冬に同時使用されがちな家電

  • エアコン(暖房)

  • 電気ストーブ・セラミックヒーター

  • こたつ

  • 加湿器

  • 電子レンジ・炊飯器

  • 浴室乾燥機

これらはどれも
消費電力が高い or 長時間使う家電です。

👉 夏は「エアコンだけ」でも、
冬は「暖房+生活家電」が重なりやすいのが特徴です。


電気代が跳ね上がる3つの原因

原因① 暖房は「立ち上がり」に電気を使う

エアコン暖房は、
スイッチを入れた直後に一気に電力を使います。

  • 部屋を温めるまでフルパワー

  • 外気温が低いほど負荷が大きい

つまり、
寒い朝・帰宅直後・夜
電気使用量がピークになりやすい時間帯です。


原因② 契約アンペアが足りていない

築年数が経っている住宅では、

  • 30A

  • 40A

のまま使われていることも珍しくありません。

しかし現在は、

  • エアコン

  • 電子レンジ

  • IH

  • 浴室乾燥機

など、同時使用が前提の生活

👉 容量が足りないと、

  • ブレーカーが落ちる

  • 無意識に使うのを我慢する

  • それでも電気代は下がらない

という、ストレスだけが溜まる状態になります。


原因③ 回路の分け方が昔のまま

意外と知られていませんが、
電気代と分電盤の構成は無関係ではありません。

  • リビングの暖房とコンセントが同じ回路

  • キッチン家電が1回路に集中

  • 回路数が少ない

こうなると、

  • 一部に負荷が集中

  • 無駄にブレーカーが落ちる

  • 効率が悪くなる

👉 電気を「使っている量」以上に、
使い方が悪くなっているケースも多いです。


節約しているのに電気代が下がらない理由

「こまめに消してるのに…」
「設定温度も低めなのに…」

それでも電気代が下がらない場合、
家の電気設計が今の生活に合っていない可能性があります。

よくある状態

  • 電気容量がギリギリ

  • 家電を我慢しながら使用

  • 結果、暖房効率が悪い

👉 実はこれ、
必要以上に電気を消費している状態です。


冬前にできるセルフチェック

① 契約アンペアを確認する

検針票や電力会社のマイページで確認できます。

  • 3人以上家族 → 40A以上が目安

  • オール電化・IHあり → 50〜60A検討


② 分電盤の回路数を見る

  • 空き回路はあるか

  • 同じ場所に負荷が集中していないか

築20年以上なら、
一度プロに見てもらう価値ありです。


③ 冬だけブレーカーが落ちないか

  • 朝の暖房使用時

  • 夕方〜夜の家事時間

この時間帯に落ちるなら、
冬特有の電気容量不足のサインです。


工事で改善できること

よくある対策

  • 契約アンペアの変更

  • 分電盤の交換

  • 回路の増設・分離

  • 専用回路の新設

これにより、

  • ブレーカーが落ちにくくなる

  • 暖房効率が安定

  • 無駄な電力消費を防げる

👉 結果的に
電気代が安定しやすくなるケースも多いです。


冬の電気対策は「我慢」より「環境整備」

寒さを我慢したり、
家電の同時使用を避け続けるのは、
長い目で見るとストレスも危険も増えます。

  • 家族が安心して暖房を使える

  • 電気トラブルの不安が減る

  • 将来のリフォームにも対応しやすい

これが、
電気環境を整える一番のメリットです。


まとめ|電気代高騰の正体は「容量不足」

  • 冬は電気を使う量が一気に増える

  • 暖房+生活家電で負荷が集中

  • 電気代が高い=使いすぎとは限らない

「毎年冬になると電気代が高い」
それは、
家からの見直しサインかもしれません。

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