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こんにちは。練馬区桜台の電気工事会社「株式会社KOI-DEN」です。
台風や大雨の予報が出ると、
「停電したらどうしよう」
「屋外のコンセントは雨に濡れても大丈夫?」
「雨漏りした場所の近くにコンセントがあるけれど、そのまま使っていい?」
といった不安を感じる方もいるのではないでしょうか。
台風や大雨では、強風による飛来物で電線が損傷したり、住宅への浸水や雨漏りによって電気設備に水がかかったりすることがあります。
電力会社の設備で発生する停電を家庭側で防ぐことはできませんが、事前に自宅の電気設備を確認しておくことで、漏電や感電、復電後の火災などの二次的なトラブルに備えることはできます。
今回は、台風や大雨が来る前に確認しておきたい住宅の電気設備と、停電・浸水が発生したときの注意点について、電気工事店の視点から解説します。

目次
台風による電気トラブルというと、まず停電を思い浮かべると思います。
しかし注意したいのは、停電している最中だけではありません。
大雨や浸水によって、
・コンセント
・延長コード
・電気製品
・屋外照明
・配線
・分電盤
などに水が入り込んだ状態で電気が復旧すると、漏電やショート、火災につながる可能性があります。
「電気が戻ったから、いつも通り使って大丈夫」
とは限らないということです。
特に住宅や家電が浸水した場合は、乾いているように見えても内部に水分や泥などが残っている可能性があります。
自己判断で電源を入れず、状態を確認することが重要です。
雨や風が強くなってから屋外を確認するのは危険です。
天候が悪化する前に、自宅の周りと電気設備を確認しておきましょう。
ベランダ、玄関、庭などに屋外コンセントが設置されている住宅も多くあります。
屋外用コンセントは雨などを考慮した構造になっていますが、だからといってどのような状態でも安全というわけではありません。
たとえば、
・カバーが割れている
・コンセント本体がグラついている
・延長コードを常時接続している
・屋内用の電源タップを屋外で使用している
・プラグ接続部分が雨にさらされる位置にある
といった状態は、一度見直したほうがよいでしょう。
使用していない屋外機器や延長コードなどは、天候が悪化する前に安全な場所へ片付けておきます。
コンセント自体に破損や劣化がある場合は、電気工事店へ相談してください。
庭の照明や電動工具などで延長コードを使用し、そのまま屋外に置いているケースがあります。
屋内用の延長コードや電源タップは、雨水がかかる場所で使用することを前提としていません。
プラグと延長コードの接続部分に水が入り込めば、漏電やショートの原因になる可能性があります。
普段は問題なく使えていても、台風では横殴りの雨になることがあります。
不要な配線は事前に片付けておきましょう。
エアコンの室外機は屋外に設置することを前提に作られています。
そのため、雨が降るからといって室外機をビニールなどで覆う必要はありません。
むしろ運転中に室外機を覆うと、空気の流れを妨げてしまいます。
台風前に確認したいのは、室外機そのものよりも周辺環境です。
・植木鉢
・物干し用品
・収納ケース
・清掃道具
・軽い家具
など、強風で飛ばされる可能性のある物が室外機の周囲にないか確認しましょう。
飛来物が室外機や配管に当たれば、故障や損傷につながる可能性があります。
ただし、すでに風や雨が強くなっている場合は屋外へ出ないでください。
普段ほとんど触らないため、
「分電盤がどこにあるのか分からない」
という家庭もあります。
台風だけでなく、地震や水害などの災害時にも分電盤の場所を知っておくことは重要です。
玄関、洗面所、廊下などに設置されていることが多いため、一度確認しておきましょう。
避難が必要になった場合、安全に操作できる状況であれば、電気製品の電源を切り、分電盤のブレーカーを切ってから避難することで、復電時の電気事故を防ぐ対策になります。
ただし、すでに床まで浸水している場合や、分電盤・周辺が濡れている場合は、無理に操作しないでください。
人の安全が最優先です。
台風によって電線や電柱が損傷すると、停電が長時間続く場合があります。
事前に、
・スマートフォン
・モバイルバッテリー
・懐中電灯
・乾電池
・携帯ラジオ
などを確認しておきましょう。
特にスマートフォンは、停電情報や避難情報を確認するための重要な手段になります。
モバイルバッテリーを持っていても、何か月も使用しておらず充電が空になっているケースがあります。
台風が近づいているときは、あらかじめ充電状態を確認しておくと安心です。
突然電気が消えた場合、
「地域全体の停電なのか」
「自宅だけのトラブルなのか」
を確認します。
窓から安全に確認できる範囲で、近隣住宅や街灯なども消えている場合は、地域的な停電の可能性があります。
一方で、
「隣の家には電気がついている」
という場合は、自宅のブレーカーや電気設備で問題が発生している可能性があります。
ただし、激しい雨や雷の最中に屋外へ確認しに行く必要はありません。
電力会社の停電情報などを利用しましょう。
台風では、倒木や看板などの飛来物によって電線が切れることがあります。
道路や敷地内に電線が垂れ下がっていても、
絶対に触らないでください。
電線が地面に接触していても、電気が流れている可能性があります。
東京電力も、切れて垂れ下がっている電線には絶対に近づかず、東京電力パワーグリッドへ連絡するよう案内しています。
「邪魔だから移動させよう」
と、自分で触ったり棒などを使って動かしたりしないでください。
大雨のあとに注意したいのが雨漏りです。
天井や壁から水が入り、
・コンセント
・照明器具
・スイッチ
・電気配線
などの近くまで濡れている場合があります。
特にコンセントやスイッチ内部まで水が入り込んでいる可能性がある場合は、そのまま使用しないでください。
表面が乾いたからといって、内部まで完全に乾いているとは限りません。
漏電ブレーカーが落ちた場合も、原因を確認せず何度もブレーカーを入れ直すことは避けましょう。
床上浸水などによって家電製品に水がかかった場合は特に注意が必要です。
テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、延長コード、電源タップなどは、外側が乾いていても内部に水や泥が残っている可能性があります。
その状態でコンセントへ接続すると、
・ショート
・漏電
・発煙
・発火
などが起こる可能性があります。
水に浸かった電気製品は、そのまま使用せず、メーカーや販売店、専門業者などへ相談してください。
「数日乾かしたから大丈夫だろう」
という自己判断は避けましょう。
家電だけでなく、住宅そのものの電気設備が浸水した場合も注意が必要です。
特に、
・壁のコンセントまで水が来た
・分電盤が濡れた
・床下配線が浸水した可能性がある
・漏電ブレーカーが落ちている
といった場合は、電気設備の点検が必要になることがあります。
こうした状態では、自分で分電盤を分解したりコンセントを外したりしないでください。
住宅の固定配線や分電盤に関する作業は、電気工事士が行う領域です。
停電から電気が復旧すると、
「電気がついたからもう安心」
と思いがちです。
しかし、台風や浸水によって電気製品や配線が損傷している場合があります。
特に浸水被害があった住宅では、復電直後の電気設備の状態に注意してください。
焦げ臭い。
異音がする。
煙が出る。
ブレーカーが落ちる。
コンセントや機器が異常に熱くなる。
こうした異常があれば、すぐに使用を中止してください。
浸水していない機器についても、外観やコード、プラグなどに異常がないことを確認しながら使用を再開することが大切です。
停電対策として携帯発電機を所有している家庭もあります。
しかし、ガソリンなどを使用する携帯発電機は排気ガスに一酸化炭素を含むため、室内では使用できません。
「窓を開けているから大丈夫」
「玄関付近なら大丈夫」
という使い方も危険です。
停電時の発電機による一酸化炭素中毒事故も発生しています。
使用する場合は取扱説明書を確認し、屋外の適切な場所で使用してください。
雨が止んだあと、
「壊れていないか確認しよう」
とすぐに屋外へ出たくなるかもしれません。
しかし、台風通過直後には、
・切れた電線
・倒れた樹木
・破損した設備
・冠水
・強風で不安定になった物
などが残っている可能性があります。
特に電線や電気設備が損傷している場合は、近づかないことが重要です。
安全が確認されてから点検を行いましょう。
最後に、台風や大雨の予報が出たときの確認項目をまとめます。
□ 屋外コンセントが破損していないか
□ 屋外の延長コードや電源タップを片付けたか
□ 室外機周辺に飛ばされそうな物がないか
□ 分電盤の場所を確認したか
□ 懐中電灯や乾電池を確認したか
□ スマートフォンとモバイルバッテリーを充電したか
□ 停電情報を確認する方法を知っているか
□ 避難が必要になった場合の電気の扱いを家族で確認したか
台風直前になって慌てるのではなく、天候が落ち着いているうちに確認しておきましょう。
株式会社KOI-DENでは、練馬区を中心に住宅の電気工事についてご相談を承っています。
「雨漏りした場所の近くにコンセントがある」
「大雨のあとから漏電ブレーカーが落ちる」
「屋外コンセントが古くなっている」
「コンセントが濡れてしまった」
「分電盤や配線に問題がないか確認したい」
といった場合もご相談ください。
台風や大雨では、目に見える場所だけでなく、コンセント内部や配線など見えない部分に水が入り込むことがあります。
特に浸水や漏電が疑われる場合は、無理に電気を使用せず、安全を確認することが重要です。
台風が来てから屋外で作業するのではなく、天候が落ち着いているうちに自宅の電気設備を確認しておきましょう。
そして被害が発生した場合は、「とりあえず電源を入れてみる」のではなく、状態を確認してから電気を使用することが二次的な事故を防ぐポイントです。
※本記事は2026年9月時点の東京電力およびNITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)などの公開情報をもとに、一般住宅での代表的な注意点を解説しています。住宅の設備状況や被害状況によって必要な対応は異なります。