-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー
2025年11月 日 月 火 水 木 金 土 « 10月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
こんにちは。練馬区桜台の電気工事会社「株式会社コイデン」です。
ご自宅の分電盤、最後にいつ交換したか覚えていますか?
普段はブレーカーが落ちたときにしか触れない分電盤ですが、実は家庭の電気を安全に管理する心臓部です。
古い分電盤をそのまま使い続けると、漏電や火災リスクの増加、最新家電に対応できない電気容量といった問題につながります。
しかし、「交換時期の目安が分からない」「交換すると何が変わるのか?」と疑問に思う方も多いはずです。
この記事では、
分電盤の役割と交換時期の目安
古い分電盤を使い続けるリスク
最新型に交換するメリット
交換工事の費用目安と注意点
を、電気工事士の視点から詳しく解説します。
目次
分電盤は、電力会社から供給された電気を各部屋や家電に振り分ける装置です。
同時に、過電流・漏電が起きたときに自動的に遮断する役割も担っています。
主幹ブレーカー:家庭全体の電気を制御
安全ブレーカー(子ブレーカー):部屋ごとの回路を制御
漏電遮断器:漏電時に電気を遮断し火災・感電を防止
これらが正常に機能してこそ、家庭の安全が守られます。
分電盤の寿命は 約15〜20年 が目安。
内部部品(ブレーカーや配線接続部)は経年劣化し、正しく作動しなくなる恐れがあります。
築20年以上で一度も交換していない
漏電遮断器が付いていない旧式
ブレーカーが頻繁に落ちる
分電盤から異音・異臭・発熱
分電盤の外観に焦げ跡やひび割れ
これらが見られたら、早急に点検・交換を検討すべきです。
経年劣化したブレーカーは遮断が遅れたり動作しなくなることがあります。
その結果、過電流が流れ続け、配線やコンセントが発火する恐れがあります。
漏電遮断器が付いていないタイプでは、漏電が起きても電気が流れ続け、感電事故につながる可能性があります。
電気の供給が安定せず、パソコンや冷蔵庫などの精密機器が故障するケースもあります。
最新の分電盤は必ず漏電遮断器を搭載。
感電・火災事故を未然に防ぐことができます。
最新分電盤は回路数に余裕があり、
エアコン専用回路
IHクッキングヒーター
在宅ワーク用PC専用回路
といった現代の電気需要に対応できます。
過電流・過負荷に対する感度向上
自己診断機能(テスト機能)
停電時に落ちたブレーカーを視覚的に判別可能
電圧降下や過負荷を防ぐことで家電の効率が安定し、無駄な電力消費が減るケースがあります。
5〜10万円程度
※材料費などの諸経費は別途
回路増設や老朽化配線の更新を含む
10〜30万円程度
※材料費などの諸経費は別途
半日〜1日程度(家庭用の場合)
ブレーカーがすぐ落ちる
分電盤から異音・異臭
漏電遮断器がない古いタイプを使用中
築20年以上で点検を受けていない
このような症状があれば、自己判断せず電気工事士に依頼してください。
古い分電盤には漏電遮断器がなく、コンセントが焦げるトラブル発生
最新型に交換+回路増設で火災リスクを解消
在宅ワークの増加で電気使用量が増え、ブレーカーが頻発
分電盤交換と専用回路増設で安定稼働&仕事環境改善
分電盤は家庭の電気を守る重要装置ですが、寿命は15〜20年程度です。
古い分電盤を使い続けると、火災・感電・家電故障のリスクが高まります。
交換時期の目安は築20年以上・点検未実施の場合
最新型は安全性・快適性・省エネ性すべてにメリット
工事費用は5〜10万円前後(材料費など諸経費は別途)
安心・安全な暮らしのために、ぜひ分電盤の点検と交換を検討してみてください。