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こんにちは。練馬区桜台の電気工事会社「株式会社コイデン」です。
皆さんが意外と知らない「ルーメン」、今回はその基礎知識をお届けします。

ルーメン(lm)は、照明器具の「明るさ」を表す単位です。
一般的には、従来の白熱電球では「ワット(W)」が使われていましたが、ルーメンは「光の量」を具体的に表す数値として使われています。
ちなみに、60Wの白熱電球に相当するLED電球は、約800ルーメンの明るさを持ちます。
ワットは消費電力を示す指標であり、正確には明るさの指標ではありません。
一方、ルーメンは「見た目の明るさ」を表すため、家の中でどれくらいの光が必要かを考えるときに役立ちます。これにより、効率的な照明選びが可能になります。
ルーメンの数値が高いほど、照明が明るいことを意味します。部屋の用途に応じた適切なルーメンの値を選ぶことが大切です。
下記はあくまでも基準です。窓の向き、家具の配置によっても大きく変わりますので、専門家などに検証してもらいながら決めることがお勧めです。
| 部屋の用途 | 推奨ルーメン値 (lm) | 説明 |
|---|---|---|
| リビング | 1,500 〜 2,000 | リラックスと活動が両立できる明るさを確保。 |
| 寝室 | 1,000 〜 1,500 | 落ち着いた雰囲気を作るため、少し控えめな明るさがおすすめ。 |
| キッチン | 2,500 〜 3,000 | 作業がしやすいよう、十分な明るさが必要。 |
| 玄関や廊下 | 800 〜 1,200 | 動線を確保しつつ、ムダのない明るさ。 |
部屋に適したルーメン値を知ることで、家全体の快適さが向上します。
ちなみに、我々電気工事士は住宅以外でもルクスやルーメンの基準が明確にされている企業や商業施設では「照度計」を使用して、計測しながら工事を行っています。
基準を明確にしてお客様に「明るさを提供すること」も電気工事士の大事な仕事です。
もし、現在のお宅の「明るさ」が気になるようでしたら、照度計を持参して検査も可能ですので、ぜひご相談ください。
ルーメンを知ることで、照明選びの際に失敗せずに商品を購入することができます。
ルーメンを基準に照明を選ぶとき、色温度(ケルビン)とのバランスが重要です。
また、「ルクス」についても、弊社のブログでご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
色温度が高い(6,000K)と青白い光になり、低い(2,700K以下)と暖かみのある光になります。
また、光が広がる角度や設置する場所も考慮しましょう。
ダウンライトやスポットライトはルーメン値が高くても、照射範囲が制限されるため、複数個設置する必要があります。
光が広がる幅や角度がつけられる「ユニバーサルダウンライト」なども検討し、各お部屋や家具を演出するのも楽しくなるでしょう。


「ルーメン」という単位を知ることで、家中の照明を効率的に選び、快適で節約もできる環境を作ることが可能です。明るさだけでなく、色温度や設置場所にも配慮することで、家族全員が過ごしやすい住まいが実現します。照明選びをしながら、ぜひ理想の空間を作ってみてください!
コイデンでは、お客様のご要望に合わせた「適切な工事」を心がけています。
そういった工事は「お客様との綿密な打ち合わせ」が必要不可欠です。
是非、お問い合わせページからお問い合わせいただき、弊社スタッフへお客様のご要望をお聞かせください!