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こんにちは。家事や育児、仕事に追われる毎日ですが、ふと家の中を見回して「このままで大丈夫かな…?」と不安になることはありませんか?
特に見落としがちなのが、**「分電盤(ブレーカー)」**です。普段はあまり意識しない部分ですが、実は家族の安全や電気の使いやすさに大きく関わっています。
古い分電盤をそのままにしていると、火災や停電などのリスクが高まることも…。今回は、古い分電盤の危険性や交換が必要なサイン、工事の流れについて分かりやすくご紹介します。
目次
まずは、分電盤の役割をおさらいしましょう。
分電盤とは、電力会社から家に届いた電気を部屋ごとに分けて送り出す装置のこと。各部屋のコンセントや照明、家電に安全に電気を届けるために不可欠です。
さらに、電気の使いすぎや漏電を感知して、ブレーカーが落ちることで事故を防ぐ重要な役割も担っています。
分電盤は消耗品ではありませんが、年月とともに劣化し、内部の部品が古くなると安全性が低下します。
古い分電盤のリスクとしては…
✅ 漏電しても検知できず、火災につながることがある
✅ 配線が剥き出しになり感電の危険が高まる
✅ 容量不足で頻繁にブレーカーが落ちる
✅ 最新の安全基準に適合していない
特に築30年以上の戸建てにお住まいの方は、設置されている分電盤が「漏電遮断器(漏電ブレーカー)」未搭載の古いタイプである場合が多く、要注意です。
では、どのような状況なら分電盤の交換を考えるべきでしょうか?
以下のサインが1つでも当てはまれば、点検や交換を検討してください。
築年数が古い家の場合、分電盤も当時のままのケースが多いです。最新の安全基準に対応していないことも。
古い分電盤は、漏電を感知する機能が付いていないことがあります。分電盤に「漏電ブレーカー」と書かれたスイッチがない場合は要確認です。
昔より家電が増え、容量不足で頻繁にブレーカーが落ちるなら、容量アップを兼ねた交換が必要かもしれません。
分電盤から「ジジジ…」という異音や焦げ跡が見える場合は非常に危険。すぐに専門業者に相談を!
分電盤の交換工事は、通常1日で終わることが多いです。おおまかな流れを見てみましょう。
まずは電気工事士の資格を持つ業者が訪問し、現在の状況や家の契約電力を確認します。希望があれば容量アップの相談も可能です。
家全体の電気を一時的に停止します。
古い分電盤を取り外します。
新しい分電盤を取り付け、配線を接続します。
電気を復旧し、動作確認を行って完了。
所要時間はおおむね3~5時間。料金の目安は、**10万円前後(状況による)**です。
自治体によっては、省エネリフォームの一環として補助金が出る場合もあるので、事前に確認しておくとお得です。
普段はあまり目にしない分電盤ですが、実は家の安全を守る大事な設備。古いまま使い続けると、火災や感電などの危険性が高まります。
家族の安全と快適な暮らしのために、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
もし不安があれば、リフォームのタイミングに合わせて交換するのがおすすめです!
✅ 古い分電盤は漏電や火災のリスクが高い
✅ 築30年以上や漏電ブレーカーなしなら要注意
✅ よくブレーカーが落ちる・異音や焦げ跡も危険サイン
✅ 工事は半日ほどで完了
✅ 補助金が使える場合もあるので事前確認を!
見えないところの安全を整えて、安心して暮らせる家を維持していきましょう!