オフィシャルブログ

**公共工事のデジタル化が加速中! マンションリフォームも「図面デジタル化時代」へ**

こんにちは。練馬区桜台の電気工事会社「株式会社コイデン」です。

工事図面のデジタル化

2024年以降、建設業界では大きな変化が進んでいます。
その中心にあるのが 「デジタル化」、特に図面や工程の管理方法が大きく進化しています。

国土交通省が推進する i-ConstructionBIM/CIM(ビム・シム) によって、
公共工事ではデジタル前提の運用が急速に広がりつつあります。

一方で、マンションリフォームの分野はどうでしょうか?

実は近年、
マンションや店舗の改修分野でも“図面のデジタル化”が急速に広がっているのです。

本記事では、

  • なぜ今、建設業界全体でデジタル化が加速しているのか

  • マンションリフォームにどんなメリットがあるのか

  • 現場目線で「図面がデジタルだと何が変わるのか」

  • コイデンで実際に起きている効率化

これらを、わかりやすく解説していきます。


1. なぜ建設業界でデジタル化が加速しているのか?

まずは業界全体の動きを整理してみましょう。


① 国が「2025年以降はデジタル前提で進める」と明言

国交省は公共工事に対して、

  • 図面の電子化

  • 写真管理のクラウド化

  • 工程のデジタル連携

  • 3Dモデルによる施工計画の可視化

を積極的に推進しており、
すでに多くの自治体・ゼネコンがこれに歩調を合わせています。

紙図面だけで施工する時代は、
完全に過去のものになりつつあります。


② 2024年の時間外規制 → “短時間で正確に” が求められる

2024年4月に建設業へ時間外労働の規制が適用され、

  • “とにかく時間をかければ終わる”

  • “現場で微調整しながら進む”

という昔のスタイルが通用しにくくなりました。

結果として、
「事前の準備の精度」=デジタル化の価値が非常に高まったのです。


③ 技術者不足で、紙図面のままでは効率が追いつかない

技能者高齢化が進む中、
少人数で現場を回すには ミスや手戻りを減らす仕組みが必須。

デジタル図面やクラウド管理は、
人が減っても現場の精度を落とさないための重要な武器になっています。


2. マンションリフォームでも図面デジタル化が進む理由

公共工事の話はよく聞くかもしれませんが、
実はマンションリフォームこそ デジタル化の恩恵が大きい分野 です。

コイデンのように、
マンションの改修・設備更新を中心に行う会社から見ても、
この変化は強く実感されています。


① 施工前の「見逃し・認識違い」が激減する

紙図面だと、

  • 電気図と設備図の整合性

  • 既存図面と新規図面の差

  • トイレや浴室の位置ズレ

  • 既存配線がどこまで生かせるか

  • 天井裏のスペース量

  • 干渉しそうな梁・ダクト

こういった情報が読み取りにくいケースがよくあります。

デジタル化された図面(PDF・CAD・スキャン済み)では、

  • 拡大して細部を確認

  • 層を重ねて整合性チェック

  • 現場写真とリンク

  • 寸法をデジタルで正確に表示

これらが可能になるため、
「後で気づく」系のミスが圧倒的に減少します。


② オーナー・管理会社との合意形成が早くなる

マンションオーナーやクリニックの院長は、
工事の専門家ではありません。

紙図面より、
デジタル図面+写真の方が圧倒的に理解しやすいため、

  • 見積の根拠

  • 工事の必要性

  • 配線ルートの理由

  • 仕上がりイメージ

などの説明がスムーズになります。

結果として、
合意形成=着工までのスピードが段違いに早くなる のです。


③ 工期短縮につながる“段取り力”が上がる

デジタル化された図面は、
現場での段取りにも強力な効果を発揮します。

  • 材料数量の精度アップ

  • 工事順序の見える化

  • 他業種との干渉チェック

  • 工具・道具の準備が無駄なくなる

すべての工程が「前倒し」で進みやすくなります。

特にマンションリフォームは、
9:00〜17:00撤収のルールが絶対なので、
“午前の1時間を無駄にしただけで1日が崩れる” ケースが普通にあります。

デジタル化された図面はこれを大きく防ぎ、
安定した工程運営に役立ちます。


**3. 「図面デジタル化」が現場でどう変わる?

コイデンの実例で解説**

コイデン(東京都練馬区)では、
まだ発展途上の部分もありますが、
現場レベルでの 図面・写真のデジタル管理を積極的に取り入れています。

その結果、どんな変化が起きたのか?
現場感を交えて紹介します。


① 図面の読み合わせが圧倒的に早くなった

従来:

  • 紙図面を広げる

  • 現場で指差しながら確認

  • 修正箇所は口頭でメモ

現在:

  • iPadやスマホで図面閲覧

  • 拡大しながら即チェック

  • 修正箇所をその場で描き込み

この違いは非常に大きく、
**「読み合わせの時間が半分以下」**になっています。


② 天井裏・壁内の状況を“図面と同期”して確認できる

例えば配線ルートを確認する際、

  • 図面の該当箇所

  • 天井裏の写真

  • 既存配線の状況

を同時に見比べることで、

“ここは既存を生かせる”
“この段差はケーブル通せる”
“壁裏のスペースが足りないからルート変更が必要”

こうした判断が早く、正確にできます。


③ 工程管理ミスが減少 → 17時撤収が安定した

マンションリフォームで最重要なのは 「17時完全撤収」

デジタル図面のおかげで、

  • 作業の事前確認

  • 材料の忘れ物防止

  • 段取り間違いの減少

が進み、
“余計なやり直し” がほぼ発生しなくなりました。

結果的に、
現場の働き方がさらに安定し、
職人にとっても健全な勤務体系に近づいています。


4. オーナー/管理会社にとってのメリット

デジタル図面は、施工会社だけでなく
工事を依頼する側にとっても大きなメリットがあります。


① 工事内容の透明性が高まる

  • 配線ルート

  • 施工前後の状況

  • 工事の必要性

  • 金額の根拠

これらが“見える化”されるため、
余計な不安を抱かないで済みます。


② 不具合発生時のトラブルが圧倒的に減る

デジタル図面と施工写真を残すことで、

「なぜこう工事したか」
「どの部材を使ったか」
「どこまで交換したか」

すべてが明確になります。

これはマンションの入居者対応でも非常に役立ち、
トラブル防止につながります。


③ 見積の精度が上がる=コストが安定しやすい

デジタル図面のおかげで
見積の数量精度が高くなるため、
追加料金の発生リスクが低下します。

特に電気工事は設備ごとの“隠れコスト”が出やすい分野なので、
デジタル化の恩恵は非常に大きいです。


**5. まとめ

マンションリフォームは「図面デジタル化で変わる」時代へ**

  • 公共工事のデジタル化が加速

  • 時間外規制で“準備の精度”が求められる

  • 技術者不足で効率化が必須

  • マンションリフォームは特に効果が大きい

という背景の中、
図面デジタル化は “これからの標準” になっていきます。

コイデンでも、現場レベルでできる範囲から少しずつ取り入れており、
今後も わかりやすく、丁寧で、説明責任のある工事 を目指して改善していきます。

マンション・クリニックの図面管理で気になる点があれば、
小さな相談でもお気軽にお声がけください。

Translate