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電気工事士は独立すると儲かる⁈ キャリアプランや業界の展望から、独立型電気工事士の将来性を探る

こんにちは、練馬区桜台の電気工事会社「株式会社コイデン」です。
今回は、電気工事士に転職を考えている方、現在お勤めで独立を考えている方へのお話です。

 

電気工事士の独立は本当に儲かるのか?

 

「手に職をつけたい」「将来的に独立して稼ぎたい」そんな思いから、電気工事士という仕事に興味を持つ人も多いのではないでしょうか?

特に20代の転職希望者にとって、 「独立すれば収入アップが狙える仕事か?」 は重要なポイントです。

結論から言うと、 電気工事士は独立すれば高収入を狙える職業のひとつ です。実際に、個人事業主や小規模の工事会社を経営し、 年収1000万円以上を稼いでいる人も少なくありません。

本記事では、電気工事士としてのキャリアプランや独立のメリット・デメリット、業界の将来性について解説します。

 

電気工事士のキャリアプラン:独立までの道のり

 

独立して成功するためには、まず電気工事士としてのキャリアをしっかり築くことが重要です。ここでは、 独立までの一般的なステップ を紹介します。

(1) 電気工事士の資格を取得する

電気工事士として働くためには、まず 「第二種電気工事士」 の資格が必要です。この資格があれば、一般住宅や小規模な店舗の電気工事を行えます。

さらに、より規模の大きな工事を請け負いたい場合は、 「第一種電気工事士」 の取得が必須です。第一種を取得すると、ビルや工場の電気工事もできるようになり、仕事の幅が広がります。

(2) 現場経験を積む(3〜5年)

資格を取ったら、電気工事会社に就職して 実務経験 を積みましょう。独立を考えるなら、以下のようなスキルを身につけることが大切です。
• 電気工事の技術力(配線工事、照明設置、エアコン工事など)
• 施工管理能力(工事のスケジュール管理、資材の発注など)
• 顧客対応スキル(取引先や施主とのコミュニケーション)
• 見積もり・契約の知識(工事費の計算、契約書の作成方法)

最低でも 3〜5年は現場経験を積む ことで、独立後に必要な技術と知識を身につけられます。

(3) 独立に向けた準備(人脈・資金・営業力)

独立するためには、 資金と仕事の確保 が必要です。
• 人脈を作る:元の職場の同僚、取引先、建設業界の知り合いを増やしておく
• 資金を貯める:初期費用として200〜500万円程度は用意(車両、工具、開業費など)
• 営業力をつける:元請け業者や工務店と関係を築き、仕事をもらえるようにする

しっかり準備をしたうえで、 個人事業主として開業する のが理想的な流れです。

3. 独立型電気工事士のメリット・デメリット

(1) 独立のメリット

① 収入が大幅に増える

会社員時代は年収400万〜600万円程度が一般的ですが、独立すれば 年収1000万円以上も可能 です。特に、 リフォーム業者や工務店と直接契約 できるようになると、大きな収益につながります。

② 仕事の自由度が高い

自分でスケジュールを調整できるため、 仕事量をコントロール できます。「平日はがっつり働いて、週末は休む」といった働き方も可能です。

③ 事業拡大も可能

軌道に乗れば、 法人化して従業員を雇うことも可能 です。会社を大きくすれば、さらに売上を伸ばせます。

(2) 独立のデメリット

① 収入が不安定になる

仕事がなければ 収入ゼロ になるリスクがあります。最初のうちは 安定した取引先を確保することが重要 です。

② 事務作業が増える

独立すると、 見積もり作成や経理業務 も自分でやる必要があります。

苦手な方も多いと思いますが、初年度だけでもやらなければ「経営力」は鍛えられません。2年目以降になったところで税理士や事務代行サービスを活用しましょう。

ゆくゆくは、この事務作業を事務員なり代行サービスなどに依頼することで「時間」を創出でき、事業や仕事の数を増やすことが出来ます。

③ 体力的な負担が大きい

特に一人親方の場合、 現場作業・営業・事務をすべてこなす 必要があります。体力的に厳しいと感じることもあるでしょう。

建設業が「誰でもできる」なんて言われることがありますが、絶対に違います。
建設業、特に電気工事士で独立となれば、人脈・資金力・営業力という「経営に必要な力」はもちろん、現場で体をフルに使う「体力」も並大抵ではありません。

このデメリットこそ、最重要視すべきです。

電気工事業界の展望と将来性

 

(1) 需要は今後も拡大

電気工事業界は、 今後も安定した需要が見込まれます。 その理由は以下の通りです。
• 住宅・ビルのリノベーション市場の拡大 → 既存の建物の電気設備更新が増える
• EV(電気自動車)充電設備の普及 → 一般住宅や駐車場での工事が増加
• 太陽光発電・蓄電池の導入増加 → 省エネ対策の工事需要が増える

特に 再生可能エネルギー関連の工事 は今後も成長が期待される分野です。

(2) AIやロボットには代替されにくい仕事

電気工事は 「現場での手作業が必須」 であり、AIやロボットでは代替しにくい仕事です。そのため、 将来的にも安定した職業 といえるでしょう。

 

まとめ:電気工事士は独立すれば儲かる?

 

独立型電気工事士は、高収入を狙える職業 です。しかし、成功するには スキル・人脈・資金の準備 が必要不可欠です。そして何よりも「体力」は必須です。

20代で転職を考えているなら、早めに資格を取得し、実務経験を積むのがおすすめです。 3〜5年の経験を積み、人脈を広げながら独立の準備をすれば、 独立後に成功する可能性が高まります。

「手に職をつけて、独立して稼ぎたい!」 そんな方は、電気工事士としてのキャリアを真剣に考えてみてはいかがでしょうか?

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