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「電源コードをぐるぐる巻きにしておくと電磁波が発生して、頭に悪影響がある」
こんな噂を聞いたことはありませんか?
特に、家の中で延長コードを使うことが多い専業主婦の皆さんにとって、電磁波が健康に悪影響を与えるかどうかは気になるところですよね。実際、テレビやネットでも「電磁波が体に悪い」という話を耳にすることがあります。
そこで今回は、電源コードの巻き方によって電磁波が発生するのか、そして本当に健康に影響があるのかを、科学的な視点から解説します!
電磁波とは?

電磁波とは、電気と磁気が組み合わさった波のことです。普段の生活の中でも、私たちはさまざまな種類の電磁波に囲まれています。
例えば、以下のようなものもすべて電磁波の一種です。
✅ 可視光線(太陽の光)
✅ 赤外線(リモコンや電気ヒーター)
✅ 電波(スマホ・Wi-Fi・ラジオ)
✅ X線(病院のレントゲン)
これらは波長の違いによって分類され、**人体に影響があるのは「電離放射線」と呼ばれる強いエネルギーを持つもの(X線やガンマ線)**だけです。
一方で、電源コードから発生する電磁波は「低周波の電磁波」であり、人体への影響はほぼないとされています。
電流が流れると、電磁波は発生する
まず、電源コードに電流が流れると、必ず電磁波(電場+磁場)が発生します。これは電気の基本的な性質なので避けることはできません。
ただし、問題となるのは「コードを巻くことで電磁波が増幅するかどうか」です。
コードを巻くと電磁波は強くなる?
結論からいうと、コードを巻くことで磁場が多少強くなることはあるが、人体に影響を与えるほどではないと考えられます。
その理由は、電気が流れるときに発生する磁場は、周りの環境によって大きく影響を受けるからです。
• 通常の直線状のコードでは、磁場は広がりながら弱まる
• 巻かれたコードでは、磁場が局所的に集中する
つまり、巻いたコードの近くでは磁場がやや強くなる可能性がありますが、それが人体に影響を与えるほどの強さになることはありません。
ここで気になるのが、「電磁波を浴び続けると頭がおかしくなる」という噂です。

電磁波が人体に与える影響
科学的な研究では、通常の家庭用電源(50Hz・60Hz)から発生する電磁波が、脳や精神に悪影響を与えるという明確な証拠はありません。
ただし、一部の人々は「電磁波過敏症」と呼ばれる症状を訴えることがあります。
✅ 頭痛やめまい
✅ 集中力の低下
✅ 不眠
これらの症状が、電磁波によるものかどうかは、まだ医学的に証明されていません。むしろ、電磁波が気になることでストレスが生じ、それが原因で体調を崩す可能性のほうが高いと考えられています。
電磁波の影響を心配するよりも、実際に家庭内で起こる電気トラブルのリスクに注意を向けるほうが現実的です。
① コードをぐるぐる巻きにすると発熱のリスクがある!
コードを巻いて使うこと自体が直接電磁波を強くするわけではありませんが、巻きすぎると発熱するリスクがあります。
特に、電力を多く消費する家電(電子レンジ・エアコンなど)のコードを束ねると、熱がこもり火災の原因になることも!
🔹 コードを使うときのポイント
✔ 束ねずにできるだけ伸ばして使用する
✔ 電力の大きな家電は専用コンセントを使う
✔ 長期間使わないときはコンセントを抜く
② ほこりがたまると「トラッキング火災」が発生することも!
コンセント周りにほこりがたまると、ショートして火災が発生することがあります。
🔹 対策方法
✔ 定期的に掃除機でほこりを吸い取る
✔ 使っていないコンセントはカバーをつける
結論として、コードをぐるぐる巻きにすることで発生する電磁波が人体に害を与えることはありません。

✅ 家庭の電源コードから発生する電磁波は極めて弱い
✅ コードを巻くと磁場が集中することはあるが、人体への影響はほぼない
✅ 「頭がおかしくなる」という噂は科学的根拠がない
✅ しかし、巻きすぎると発熱・火災のリスクがあるため注意!
むしろ、気をつけるべきなのは、電気コードの正しい使い方です。
特に発熱やトラッキング火災などのリスクを防ぐために、日頃からコードの管理をしっかりしておきましょう!
このような電気に関する疑問をしっかり理解して、安全に暮らすことが大切ですね。
この記事をご覧になって、ご自宅のマンションリフォームや電気工事についてご質問やご相談がございましたら、ぜひ当社ウェブサイトの「お問い合わせフォーム」よりお気軽にご連絡ください。地域や事情管理のチェックポイント、施工費用の目安などを含めて、最適なプランをご提案させていただきます。どんな小さなことでも、ぜひご相談ください。
家の中には数多くのコンセントがありますが、意外とその形状や用途について詳しく知っている人は少ないかもしれません。
「このコンセントって普通のプラグ以外にも使えるの?」
「キッチンのコンセント、普通のと何が違うの?」
特に専業主婦の方にとって、キッチン・リビング・寝室など家庭内のコンセントを安全に使うことはとても重要です。知らずに間違った使い方をすると、漏電や火災の原因にもなりかねません。
そこで今回は、家庭内でよく使われるコンセントの形状と用途について詳しく解説します!
① 一般的な「平行型コンセント」
家庭で最も多く使われているのが、2本の平行な差込口を持つコンセントです。
🔹 用途:スマホの充電器、炊飯器、テレビなどの家電
🔹 特徴:どんな家庭にもあり、最も一般的なタイプ

② アース付き「接地極付きコンセント」(3つ穴タイプ)
冷蔵庫や電子レンジのコンセントをよく見ると、2つの穴に加えて下部に丸い穴があることに気づきませんか?これは「接地極付きコンセント」といって、アース線を接続できるようになっています。
🔹 用途:冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、エアコンなど
🔹 特徴:電気の漏れを防ぎ、感電事故を防止

アースの役割とは?
万が一、電気が漏れたときに電気を地面へ逃がし、感電を防ぐ役割があります。特に水回り(キッチン・洗面所・洗濯機周辺)では必須です!
③ 200V対応のコンセント(エアコン専用)
通常のコンセントは100Vですが、大型のエアコンや業務用機器では200Vのコンセントが必要になることがあります。
🔹 用途:エアコン、IHクッキングヒーターなど
🔹 特徴:プラグの形状が特殊で、通常の100V家電は使えない

※200Vのコンセントを使用するには、専用の電気工事が必要です。無理に100Vの家電を接続しないよう注意しましょう!
① USBポート付きコンセント
最近では、コンセントに直接USBポートが付いているタイプも増えています。
🔹 用途:スマホ・タブレット・モバイルバッテリーの充電
🔹 特徴:アダプター不要で、直接USBケーブルを挿して使える

便利ポイント!
・スマホの充電器を探さなくても、すぐに充電できる
・家族みんなで同時に充電が可能
② 屋外用コンセント(防水仕様)
庭やベランダで使われる防水仕様のコンセントもあります。
🔹 用途:屋外照明、電動工具、洗車用高圧洗浄機
🔹 特徴:防水カバーがついていて、水が入らない設計

※雨の日にむき出しのコンセントを使うと危険! 必ず防水タイプを使用しましょう。
③ テーブルタップ(延長コード)を正しく使う
家庭内でコンセントの数が足りないときに**延長コード(テーブルタップ)**を使うことがあります。
🔹 用途:デスク周りのPC、テレビ周辺の家電
🔹 特徴:コンセントを増やせるが、使い方を間違えると火災の原因に!

安全に使うポイント!
✔ ワット数を守る(タコ足配線は危険)
✔ コードを束ねない(熱がこもり火災の原因)
✔ 定期的に掃除する(ほこりが溜まると発火リスク)
コンセントのトラブルは意外と身近にあります。日常的に注意すべきポイントをチェックしましょう。
① ほこりがたまると「トラッキング現象」で火災の危険!
コンセントの隙間にたまったほこりが原因で、ショートして発火することがあります。

対策
🔹 定期的に掃除機で吸い取る
🔹 使っていないコンセントにはカバーをつける
② 子どもがいる家庭では「コンセントキャップ」を活用
小さな子どもは、コンセントの穴にものを入れたがることがあります。感電事故を防ぐために**「コンセントキャップ」**を使いましょう!
③ 長期間使用していないコンセントはチェックする
古いコンセントは劣化していることも。黒ずんでいたり、焦げた臭いがする場合は要注意!
➡ 電気工事士に相談しましょう!
最後に、家の中で「もっと便利にコンセントを活用する方法」をご紹介します!
✔ リビングのソファ周りに「フロアコンセント」
→ スマホの充電や掃除機を使うときに便利!

✔ キッチンには「スライド式コンセント」
→ 使わないときは収納でき、調理中の邪魔にならない

✔ 寝室には「タイマー付きコンセント」
→ 寝る前の電気毛布や加湿器におすすめ!

✅ 家庭にあるコンセントの種類を理解しよう!
✅ アース付きコンセントは必須!特に水回りでは注意!
✅ USBコンセントや防水コンセントなど便利な種類もある
✅ 定期的な掃除と点検で、火災や漏電を防ぐ
✅ 子どもやペットがいる家庭では安全対策を!
コンセントは毎日使うものだからこそ、正しく理解し、安全に活用することが大切です。
今日からでもすぐにできる対策を取り入れて、安心・快適な暮らしを目指しましょう!
この記事をご覧になって、ご自宅のマンションリフォームや電気工事についてご質問やご相談がございましたら、ぜひ当社ウェブサイトの「お問い合わせフォーム」よりお気軽にご連絡ください。地域や事情管理のチェックポイント、施工費用の目安などを含めて、最適なプランをご提案させていただきます。どんな小さなことでも、ぜひご相談ください。