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こんにちは。練馬区桜台の電気工事会社「株式会社コイデン」です。
今回は、「お家の中の照明、それぞれの役割」について解説していきたいと思います。

目次
住宅の照明と聞くと、多くの方は「部屋を明るくするためのもの」というイメージを持つかもしれません。
実際、日本の住宅では天井にシーリングライトを1つ設置し、それで部屋全体を明るくするというスタイルが一般的です。
しかし照明の世界では、光にはいくつかの役割があると考えられています。
照明の役割を理解して使い分けることで、住宅の快適さや空間の印象は大きく変わります。
この記事では、電気工事士の視点から
・照明の基本的な役割
・住宅で使われる3種類の照明
・照明を組み合わせることで生まれる空間の変化
・日本の住宅照明の特徴
について解説します。
普段何気なく使っている照明ですが、その役割を知ると、住宅の見え方が少し変わるかもしれません。
照明の役割は単純に「明るくすること」だけではありません。
実際には
・空間を明るくする
・作業を助ける
・空間の雰囲気を作る
というように、いくつかの役割を持っています。
照明設計では、これらの役割を分けて考えることが一般的です。
つまり
照明=1種類の光ではなく、複数の光の組み合わせ
なのです。
この考え方は「照明レイヤー」と呼ばれることもあります。
住宅照明では、光の役割を大きく次の3つに分けることができます。
・全体照明
・作業照明
・雰囲気照明
それぞれ詳しく見ていきましょう。
全体照明とは、部屋全体を明るくするための照明です。
住宅では最も基本となる照明で、多くの家庭で使われています。
代表的なものは次のような照明です。
・シーリングライト
・ダウンライト
・ペンダントライト
これらの照明は、部屋全体に均等に光を広げる役割を持っています。
例えばリビングで家族が過ごすときや、掃除をするときなど、部屋全体を明るくしたい場合に必要になります。
日本の住宅では、この全体照明だけで部屋を明るくしているケースがとても多く見られます。
作業照明とは、特定の作業をするための照明です。
例えば次のような場面です。
・キッチンで料理をする
・デスクで勉強や仕事をする
・本を読む
このような作業をする場所では、手元をしっかり照らす光が必要になります。
作業照明の例としては
・デスクライト
・キッチン手元灯
・スタンドライト
などがあります。
作業照明は、全体照明だけでは足りない光を補う役割を持っています。
例えばキッチンの場合、天井の照明だけでは手元に影ができてしまうことがあります。
そこで、キッチンの吊戸棚の下などに手元灯を設置することで、作業がしやすくなります。
雰囲気照明とは、空間の印象や雰囲気を作るための照明です。
この照明は、必ずしも明るさを確保するためのものではありません。
例えば次のような照明です。
・間接照明
・壁照明
・スタンドライト
・棚のライト
これらの照明は、空間に柔らかい光を作り出します。
例えばリビングで映画を見るときに、部屋全体を明るくしてしまうと雰囲気が出ません。
そのようなときに、間接照明などの柔らかい光を使うことで、落ち着いた空間を作ることができます。
最近では、ホテルやカフェのような雰囲気を自宅で作るために、この雰囲気照明を取り入れる住宅も増えてきています。
日本の住宅では、天井にシーリングライトを1つ設置するスタイルが一般的です。
つまり
全体照明だけで部屋を明るくする
という構成になっています。
これは日本の住宅文化の特徴とも言えます。
一方、海外の住宅では
・全体照明
・作業照明
・雰囲気照明
を組み合わせることが多く、複数の照明で空間を作るスタイルが一般的です。
最近では日本の住宅でも
・ダウンライト
・間接照明
・スタンドライト
などを組み合わせた照明計画が増えてきています。
照明を複数組み合わせることで、空間の使い方は大きく変わります。
例えばリビングの場合、次のような使い分けができます。
掃除をするとき
→ 全体照明を明るくする
家族でくつろぐとき
→ 間接照明を使う
読書をするとき
→ スタンドライトを使う
このように、状況に応じて照明を使い分けることで、同じ空間でも違った雰囲気を作ることができます。
照明が増えると、それぞれを操作するスイッチも必要になります。
例えば
全体照明
作業照明
雰囲気照明
がある場合、それぞれを別々に操作できるようにスイッチが設置されます。
前回の記事でも紹介したように、住宅には多くのスイッチが設置されています。
(内部リンク:2LDKのスイッチ記事)
これは照明を適切に操作するためでもあります。
最近では、照明の使い方も少しずつ変わってきています。
その一つが
スマート照明
です。
スマート電球などを使うと、スマートフォンから照明を操作したり、明るさや色を変えたりすることができます。
照明の役割や使い方は、これからさらに変化していくかもしれません。
次の記事では
スマート電球やスマート照明
について、電気工事士の視点から解説していきます。
照明には
・全体照明
・作業照明
・雰囲気照明
という3つの役割があります。
これらを組み合わせることで、住宅の空間はより快適で魅力的になります。
日本の住宅ではシーリングライト1つで部屋を明るくすることが多いですが、照明を組み合わせることで空間の使い方は大きく変わります。
照明は単に部屋を明るくする設備ではなく、暮らしの雰囲気を作る大切な要素でもあるのです。
次回は
について解説します。